【最新版】英検2級の難易度とレベルについて英検講師が徹底解説!

英検2級の難易度とレベルと合格率について英検講師が徹底解説!

英検2級のレベルについてtoeicや大学受験の偏差値との比較や長文読解や英単語のレベルからリスニングのレベルと難易度を英検講師が分かりやすく解説します。また高校生や受験生の英検2級レベルの大学や英検2級の難易度が上がったなどの変化やおすすめの単語帳、洋書なども紹介します。

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英検2級の難易度とレベルを解説

英検2級の難易度とレベルは英検を受ける前には絶対知っておきたいことですよね。英検2級の過去問も絶対に解くと思うので、英検2級の過去問を解き進める際に注意してほしいことなどを徹底解説していきます!英検2級を受けよう、大学受験に英検2級を使おうと考えている受験生必見です!

英検2級の難易度について最近英検CBTが導入され「英検2級の難易度は落ちた」や「英検2級の過去問は難易度が変わったのでする必要がない」など色々な意見が飛び交ってますが英検コーチが考える英検2級の難易度について解説していきます!

英検2級の難易度は変化した?上がった?

英検2級の難易度は落ちていると言い切れます!なぜなら英検2級は毎週受験できるようになったり、同じ難易度の参考書が多く出たりと、英検2級の難易度が落ちているというより英検2級に受かりやすくなったというのが正しいでしょう。

英検2級の問題の難易度自体は下がっておらずそれは過去問を見てもわかると思います。英検2級の難易度の高い問題や傾向は時代によって変わりますが英検2級の過去問を見る限り問題の難易度自体に変わりはないと思います!

英検2級のレベルはTOEICのスコアではどれくらいか解説

英検2級と並んで日本で普及している英語の外部試験としてTOEICが挙げられます。TOEICの難易度はかなり高いと思いこんでいる人は多いと思いますがそうではないです。

確かに満点を取るのならTOEICの難易度はとても高くなりますが、英検二級レベルのスコアを取るのならTOEICもさほど難しくありません。英検2級の合格点であるCSEスコアにて1980点を他の英語外部試験であるTOEICやTOEFLなどと比較すると以下の図のようになります。

検定名スコアの目安
英検2級CSEスコアの合格点である1980点を目安とした時
TOEIC L&R約合計550点。L275点〜、R275点〜
TOEFL iBT約42点〜45点
GTEC1000点相当

英検2級の難易度はTOEICの半分程度のスコア

英検2級の難易度はTOEICのスコアと比較すると大体TOEICにて半分程度点数が取れると当てはまります。具体的には、難易度としては、TOEICの初心者〜中級者レベルだと言っていいでしょう。英検2級の合格点であるCSEスコアの1980点とTOEIC550点を英語学習初心者がどちらが先に取れるかというと、TOEIC550になるかと思います。

もし英検2級のレベルや難易度がTOEICの目標スコアなどと比較してみてどちらが自分に向いているのか知りたい方は英検2級の過去問とTOEICの過去問の両方を解いてみて自分にどっちがあっているのかを試してみてはどうでしょうか?

英検2級の過去問の難易度は?

英検2級の勉強をする際に取得する級の難易度に関係なく過去問を解き進めると思います。英検2級の難易度が高く合格ぎりぎりの人は過去問を解き進める人も多く、逆に難易度が低くハイスコアを狙いに行く人は自分で知識を深めて過去問をあまりしないと思います!

英検2級の過去問は買うべき?

先ほども言ったように英検2級について難易度が高く合格ぎりぎりの人は英検2級の過去問を解き進めて問題の難易度と傾向を掴むことが重要です。なぜなら英検2級を含め全ての級は問題の難易度に関係なく何問正解できたかが合否を分けているからです。

英検2級の過去問を一通り解き終えて難易度を理解し合格に余裕がある人は自分の受ける級の一つ上の級の過去問を解き進めるのも効果的です。なぜなら一つ上の難易度の英検の級の過去問を進めることで英検の試験の進めるスピードにより余裕が生まれるからです。

このように英検の過去問は級の難易度に関係なく英検に役立つとおもうので是非英検の過去問を買って勉強を進めましょう!

英検2級の過去問と英検2級の本番の難易度は同じ

「英検2級の過去問と英検2級の本試は難易度が違う」と言う人がいますが、そんなことはありません。英検の難易度は過去問より簡単です。

なぜなら先程も述べたように英検2級は段々合格しやすくなっているので過去問の方が傾向がつかみにくく難しいからです。

ですので英検2級の過去問と英検2級の本試の難易度についてはあまり何も考えなくていいです。むしろ英検2級の過去問を解き進めて色々な問題に触れて英語力を伸ばしていきましょう!

英検2級レベルの難易度の大学を紹介!

最近英検の2級や準一級の難易度が多くの大学受験で採用されています。大学受験に必要な英検の難易度は何級ぐらい?と考える受験生は多く共通テストの過去問を解くか英検2級の過去問を解くか迷っている人のために大学受験の一つの目安になる英検2級について徹底解説していきます!

英検2級が注目される理由は?

大学受験における英検の重要性

英検2級レベルの難易度が大学受験で使われる理由は様々です。まず第一に英検2級の試験範囲が高校卒業程度の英語なので大学受験には最適な難易度なのです。

英検2級の過去問を解いたことがある人は多いと思いますが、英検2級の難易度は各大学の英語の問題を平均したぐらいのものとなっています。ただし、早慶や上智や東大一橋レベルになると単語レベルでは英検準一級以上となり読解レベルでは早稲田大学社会学部や一橋大学や京都大学などは英検1級レベルと言った方が分かりやすいとは思います。

英検2級のスコアによってどのくらい高校英語が身についているのかがわかります。なので英検二級は大学受験に使われるのです。

英検二級は私立難関校のGMARCHで使えるので受けようと考えている人は見てみてください!

【大学受験】英検2級レベルの偏差値はどれくらい?

大学受験において英検2級レベルの偏差値はどれくらいなのでしょうか?

結論としては、英検2級レベルの語彙、文法、リーディング、リスニングのそれぞれから分析すると以下のようになるかと思います。

分野名匹敵する大学群
語彙共通テスト7割や日東駒専レベル
文法日東駒専レベルもしくはそれ以下の大学
リーディング日東駒専レベル
リスニング共通テスト7〜8割レベル

英検2級のレベルと大学受験のレベルの比較では感じ方やレベルの難しさは個人差があるとは思いますが、基本的には英検2級のリーディングのレベルについては全体的に日東駒専など偏差値50レベルだと言えます。

またリスニングについては、英検2級レベルが十分共通テストのリスニングにおける8割程度の実力にもつながるので、大学受験レベルではリーディングは低いものの、リスニングとしては英検2級に合格できるレベルを持っていれば十分通用するということが言えます。

データから英検2級のレベルと難易度を詳しく解説!

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英検二級の難易度は決して高いわけではないです。合格すること自体は高校英語と過去問をしっかり勉強していれば難なくクリアすることができます。

高校生にとっての英検2級の難易度

しかし大学受験で有利に進めるとなると難易度の高い級か、難易度の低い級での高スコアを取ることが望ましいです。なぜなら英検二級の高スコアは英検準一級の取得者と同じぐらいだからです。

過去問や単語の難易度はかなり差があるのに英検二級を極めれば英検準一級の人と同じスコアになることができるのです。

  • 英検2級のリーディングの難易度

英検2級のリーディングの難易度やレベルとしては、単語においては大学受験ではMARCHなどいわゆる難関私大レベルの少し手前の日東駒専レベルの難易度になります。また、長文の長さや文法においても日東駒専からMARCHレベルの難易度がと考えて頂けたらと思います。

  • 英検2級のライティングの難易度

英検2級のライティングの難易度としては、ライティングは比較のしようがないため難しいですが、2週間勉強時間があれば合格レベルの点数は可能だという難易度およびレベルだと捉えてください。

  • 英検2級のスピーキングの難易度

英検2級のスピーキングの難易度としては、

英検二級は受験するべきか

先ほども述べましたが英検二級の高スコアは英検準一級と同じレベルなので大学受験で英検を使う人は英検二級の難易度で大丈夫と言うことを知っておいてほしいです。

英検準一級と英検二級の過去問の難易度を見比べて自分にはどちらの難易度が適切なのかを見極めて受験に臨んでほしいです。

※あくまでイメージです。英検2級の過去問については以下からご覧ください。
英検2級過去問(公益社団法人 日本英語検定協会)

英検二級に最短で合格できる勉強法はこちらから!

英検2級レベルのリスニングの難易度と勉強法

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大学受験において難易度の高い大学を受験する場合、英検2級であってもハイスコアが必須になります。英検2級はリーディングやライティングは受験生皆が勉強と対策をするのでスコアは高くても大きな差は生まれません。

英検2級のリスニングの難易度

結果から先に言うと英検2級のリスニングの難易度はかなり高いです。その理由は大きく二つあります。まず一つはリスニングに使われる文法の難易度の高さです。

英検2級のリスニングに使われる文法は高校卒業範囲なので、接続詞や関係代名詞などがリスニングの文中に散らばっていて聞き取りの難易度が一気に高くなります。

もう一つは問題の選択肢です。英検2級のリスのングでは選択肢がやたら紛らわしくかなり選びにくいものが多いです。

選択肢の単語のレベルが上がるのではなくしっかり聞き取らないと正しい選択肢を選べないようになっています。ですので英検2級のリスニングは難易度は高くないですが、しかり対策が必要だということです。

英検2級のリスニングの勉強法

英検2級レベルの難易度のリスニングの勉強法は集中力を持続させる勉強法です!先ほども述べたように英検2級もリスニングは難易度は高くないですが文章が長く複雑です。

ですので英検二級ほどの難易度の単語や文法を理解できるのなら、後は大事な接続詞や前置詞に集中するだけで大丈夫です。

集中力を持続させるためにはいきなり難易度の高い英文を聞くのではなく、難易度の低い問題を確実正解し、内容をしっかり理解できるまで耳を澄ますことが大事です。時間はかかりますがコツコツやれば難易度の高い英文も自然と聞き取れるようになります。

英検2級以外の各級の難易度

ここでは英検二級だけでなく他の英検の級の難易度について解説していきます。過去問の難易度だけやどのように勉強すれば合格できるかまでしっかり解説していきます!過去問を解き進めている人も難易度を知りたい人も是非一度見てください!

英検三級の難易度

英検三級は英検を最初に受けるときにみんなが一度は受ける級と思います。みんなが受けるだけあって過去問から本試の難易度の差がなく非常に取り組みやすい級だと思います。

難易度は高くはないですが英語の勉強の最初になるので、しっかり英語の勉強を楽しみながら合格を掴みとってほしいです。

英検三級をしっかり勉強していれば英検準二級の過去問を取り組む際にスムーズに問題の傾向や難易度がつかめるとおもいます。

英検準2級の難易度とレベル

英検準二級は高校英語初級レベルの難易度です。大学受験を早く意識している高校生が英語をしっかり武器にしたいと思っているのなら英検準二級の難易度は最適と思います。

英検準二級の英語の難易度がしっかり勉強できていれば大学受験には英語を強みにできるでしょう。過去問を解いてみて自分になにが足りないのか学びましょう。

英検準一級の難易度とレベル

英検準一級をとるような人は最難関大学を受ける人でしょう。それほど英検準一級の難易度は高く英検二級とはかなり壁があります。

英検準一級の過去問は大学でも二、三年の授業でしか使わないのですから難易度は察することができるでしょう。それほどの級を持っていれば大学受験には大いに有利になるでしょう。

▼英検準一級の勉強法についてはこちらから!

英検2級の過去問の使い方

英検の過去問はどのように使えば効率がいいのか、合格に近づくのかがわからない人は多くいると思います。そこで英検の過去問の使い方についてよくある質問に答えていこうと思います!

英検2級の過去問はいつ解く?

英検の過去問をを本試の何週間前からとけばいいのかについて多くの質問をいただきます。

結果を先に言うと英検の過去問は難易度に関係なく二週間前に解き始めるのがいいと思います。なぜなら過去問は勉強するものではなく流れや時間配分を確認するものだからです。

ですので英検の過去問は勉強に使うのではなく試験前の確認用に使いましょう!

英検2級の過去問は何年分解けばいい?

英検の過去を何十年も解いて自分が英検に絶対合格すると勘違いしている人を良く見かけますが、それは全く無駄なことです。

先程も言ったように英検の過去問は流れをつかむものなので過去問を何十年分もするのならその暇に単語や文法をしっかり復習したほうがいいです!

英検の過去問は難易度に関係なくしっかりやりこむことで合格にぐっと近づきます。英検の過去問と難易度についての記事はこちらから!

合格に近づく英検2級の過去問を解く時の注意点!

英検講師が考える英検の過去問を進める際に注意してほしいことを二点まとめたので過去問を進めようと考えている人、英検の直前で過去問を進めている人どんな人が見ても損ないです!

英検の過去問は時間厳守!

英検の過去問は先ほど時間の流れをつかむことが大事と言いましたがここでもそれを強調していせていただきます。

英検の過去問は始めたての時は難易度が高く感じることもありますが、何度も演習を重ねることでしっかり点数も伸びて難易度が自分にあってくると思います!

英検を受けるときはリスニングやマークシートなどで思いのほか時間がないことが多いです。ですので本番にも余裕が持てるように過去問の段階から時間は意識しましょう!

英検の過去問は難易度に関係なく復習が大事

英検の過去問は難易度に関係なく流れをつかむものとはいったものの間違えたものは復習するべきです。それが単語なら覚えればいいし、文法なら要復習です。

しっかり勉強できている人なら多少高い難易度の高い級でも復習ノートなどは必要なく、単語に付箋を貼るなどの軽い作業で済ませてしまって大丈夫です!

英検2級への最短合格にはコーチング塾がおすすめ

英検2級に最短で合格するためには何が重要なのでしょうか?結論としては、勉強計画と勉強法です。

その理由として、英検準一級から難易度が一気に上がるPOINTとしては、リスニングにおいてしっかりと点数を取ることが非常に難しくなるからです。英検準二級まではリスニングができなくても、リーディング、ライティングを頑張って解けばなんとか合格点がもらえていたかもしれませんが、英検2級はそうはいきません。

英検2級に最短合格するためには、少なくともリスニングで5割以上は確実に解ける実力をはやめに作り、できれば7〜8割常に取れる状態を作っておくことが理想です。

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英検2級レベルのおすすめの単語帳

英検2級出る順パス単

英検2級レベルのおすすめの単語帳としてはもちろんでる順パス単2級などもありますが、英検2級の受験を考えている高校生はシステム英単語やターゲット1900などをすでに持っているもしくは取り組んでいるのであれば、そちらを集中的に取り組んだ後にでる順パス単2級に取り組んだ方が結果的に受験勉強にも繋がりますし、英語力の全体の工場だけでなく英検2級に必要な語彙(ボキャブラリー)は大学受験用の英単語のみで十分に対策が可能です。

大人の方で英検2級を受けようと思っている方には基本的には英検2級でる順パス単がおすすめです。

英検2級レベルの長文の参考書

英検2級レベルの長文の参考書としておすすめなのは、英検2級全6回過去問集もしくは英検2級長文読解完全制覇が非常におすすめです。これまで英検2級の参考書はほとんど全て目を通してきましたが、長文においては王道中の王道である旺文社さんの過去問題集をやり込むかジャパンタイムズさんが出版されている英検2級長文読解完全制覇が最も短期で力がつくおすすめの参考書になります。

英検2級レベルの洋書を紹介

英検2級レベルの洋書としては、日本でも有名な金持ち貧乏父さんの洋書版か2020米国大統領選・民主党候補であっったバーニーサンダース氏の自伝が非常に的確でしょう。小説や内容にひねりがあるような洋書ではなく時系列順にわかりやすい英単語や文法表現で作られていることが英検2級レベルの洋書の特徴になります。

※あくまでイメージです。英検2級の過去問については以下からご覧ください。
英検2級過去問(公益社団法人 日本英語検定協会)

英検2級のおすすめ参考書についてはこちらの記事もぜひ参考にしてみてください。

まとめ

英検2級の難易度についての記事でしたがいかがでしたでしょうか?英検は用途によって難易度と受ける級を見極ることがとても大切です。英検準2級を取ったから次は2級ではなく、通っている学校や勉強スタイルによっては準一級を受けた方が良い場合もあります。

また、英検の過去問は数年分で十分足りますが、大事なのはそれまでに単語力やリスニング力をどれだけ鍛えられるかです。

また、英検の難易度は落ちているが問題は変わらないので、形式慣れもしっかりとできるようにしておきましょう。

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【この記事の監修者】

竹本明弘。オンライン英検対策塾の英検コーチ塾長。社会人や受験生向けに英検の勉強法,計画,受験戦略について発信。webメディアでの掲載多数

 

高校で英検準一級、TOEIC860点を取得し、早稲田大学に現役で合格。「最短で英語力を上げる正しい勉強法を知ってもらいたい」という思いから英語の勉強に関する情報を発信している。

新型コロナウイルスやインフルエンザなど感染症の影響により、英検各級の会場やスケジュールや内容などに変更が生じる場合ございます。自分が受ける級の実施日程などは必ず公益財団法人 日本英語検定協会のHPでご確認ください。

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