志望校合格のためにおすすめの政治経済の参考書、問題集を政治経済でセンター試験、共通試験において高得点を取りたい方のために勉強方法も含め徹底解説します。共通テスト対策の勉強法、参考書も含めて受験生向けに参考書ルート、及び私大受験対策の勉強法も含めて解説します。
目次
政治経済のおすすめ参考書と勉強法を徹底解説



大学受験の政治経済の特徴と性質



まず、なんといっても政経は日本史や世界史と比較して「暗記量の少なさ」が挙げられるでしょう。
そのため、政経は学習を開始してから点数が取れるようになるまでに掛かる時間が、他の科目と比べて短く済むことが多いのです!
ただ、政経は用語・流れ・図表・時事問題などの多岐にわたる分野を満遍なくカバーする必要があります。
また、文系受験者は数学に苦手意識を持っている人が多いせいか、経済の分野を理解するのが苦手な人は多く、途中でギブアップして、日本史・世界史に乗り換える受験生も度々います。
とはいえ、政治経済は適切な勉強法でやれば確実に偏差値が上がる教科なのは間違いありません。
そのためにはまず、たくさんの参考書の中からどれを選べばいいのかを知る必要があります。
この記事では、政治経済の参考書の選び方からオススメの参考書まで紹介していきたいと思うので、ぜひ最後まで読んでみてください!
政治経済を漫画で学ぶのがおすすめの勉強法



政治経済を始めて勉強する高校生が政治経済の勉強の導入としてとてもおすすめなのが漫画で学ぶということです。
政治経済の勉強をするうえで、多くが単純暗記の勉強を行う必要があります。そのため、淡白な勉強を行う必要があり、政治経済が苦手だったり大枠をつかめていないがために挫折してしまうといったことがありマル。そういったことが起こらないようそして、政経の勉強をスムーズにいかせるために漫画を読むということは大きな選択肢の1つです、ぜひ確認してみてください。
大学入試 マンガで政治・経済が面白いほどわかる本
こんな人にオススメ!
- 政経を一から勉強し始める受験生
- 以前覚えた政経の知識を整理し直したい受験生
- 政経の勉強が苦手な受験生
メリット
- 基礎知識から受験レベルまでコンパクトに整理されてある
- 会話口調や絵図、ストーリーが用いられてあって理解しやすい
- 別冊の一問一答を使えばアウトプットも可能
デメリット
- 記述が充実してる分内容の理解に時間がかかる
- テーマごとのつながりが見えにくい
- 時事問題に対応できない
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政治経済のおすすめ参考書



蔭山の共通テスト政治・経済
2020年度の入試から導入される大学入学共通テストに特化した政治経済の参考書となっています。
そのため、この参考書を使うにおすすめな対象者は共通テスト受験者です。共通テストを受験しようと考えている受験生は全員買ってもいいかもしれません。
メリット
- 読むだけで政治・経済の「流れ」と「背景」がしっかりつかめる「解説講義」
- 実力チェックやポイントチェックに適した「練習問題」
- 共通テスト攻略に必須の知識をスピードチェックできる別冊「一問一答集」
デメリット
- あくまでも共通テストに特化した参考書であるということ
改訂第3版 大学入試 蔭山克秀の 政治・経済が面白いほどわかる本
面白いほどわかるとタイトルに記載されていますが非常に難易度が高い基礎力がる程度身に付いている人でない限りはかなりオーバースペックとなる参考書です。
発展的な知識が多く載っている参考書でもあります。
その一方で、基本的な知識があまり詳しく書かれていないので、政経を初めて勉強するひとや、難関私大を受けない人にはあまりおすすめできません。
早稲田志望などの難関大を受験する政経受験者におすすめの参考書です。
メリット
- 非常に細かな知識まで載っているため、早稲田の難問にも対応できる
- 途中でコラムが出てきたりして、飽きずに読み進めていくことができる
デメリット
- 政経の基礎が、講義であまり触れられていない
- point整理の量が多すぎて、わかりづらい
大学入試 蔭山克秀の 政治・経済が面白いほどわかる本をAmazonでみる
畠山のスパっとわかる政治・経済爽快講義
本書は政治経済の知識がゼロの状態から難関大レベルの問題に対応することができる参考書です。政治経済のすべての分野が網羅されているため、この本1冊で政治経済の勉強をひととおり終わらせることができます。また、本書は講義形式になっているため、実際に予備校の授業を受けているような気分になります。
簡単に言えば、学校の授業と教科書の内容をめちゃくちゃわかりやすくした参考書となっています。
下記で詳しく述べる予定の、畠山のスパっとわかる政治・経済爽快問題集と組み合わせて使うことによって政治経済の知識を確固たるものにすることができます。
メリット
- 左ページに板書(要点)、右ページに講義(説明)が載せられており、予備校の講義が再現されている
- 政経の知識がゼロの状態から勉強ができ、これ一冊で早稲田の基礎レベルまでの知識を身に着けることが可能
- 文字や図が割と大きく書かれていて、わかりやすい
デメリット
- 蔭山克秀の政治・経済が面白いほどわかる本に比べたら、詳しいところまではあまり載っていない
- 誤字脱字がある箇所がある
一目でわかる新政経ハンドブック
一目でわかる新政経ハンドブックは、政治経済の大事なことを詰め込んだ、辞書のような参考書です。
カラフルなイラストや図も付いているで、情報をしっかり整理できます。
政経ハンドブックには、どんな試験でも出題される可能性のある、重要な知識が掲載されています。
統一試験、MARCH、早稲田、どこを目指す受験生にも大切な1冊。
常に持ち歩いて知識を深めていけば、得点力はどんどん上がっていくでしょう。
メリット
・用語の説明が細かく書かれていて、情報量が多い
・知識をより深めることができる
・政経ハンドブックは持ち運べるサイズですから、通学時間やお風呂の時間など、スキマ時間に勉強ができる
デメリット
・情報自体が書いてあるだけで、その解説や成り立ちの説明が少ない
政治経済のおすすめの問題集



畠山のスパっととける政治・経済爽快問題集
上記ですでに述べた、畠山のスパっとわかる政治・経済爽快講義と組み合わせて使うことによって政治経済の知識を確固たるものにすることができる問題集となています。
主要大学やセンター試験の過去問を研究、「一問一答形式」「文章の空欄補充」「論述」「グラフ・計算・資料」「正誤判定」「時事」の
6つの問題構成を徹底的に練り上げたオリジナル問題により、しっかりとした実力をつけることができます。
過去の入試問題を徹底的に分析し、頻出の問題を頻出の形式で多数収録している問題集です。
共通テスト・最新時事動向にも対応
共通テストを攻略する上でポイントとなる「グラフ・統計」の読み取り、「原因・理由」の判断、「解決策・対策」の提起などの力も養うことができます。
「時事」の出題を予想したコーナーも充実。
こんな人にオススメ
- 政治経済の知識を基礎からインプットしたものをアウトプットしたい人
- 共通テスト受験から私大受験までの幅広い受験者
畠山のスパっととける政治・経済爽快問題集をAmazonでみる
私大攻略の政治・経済 要点整理と問題演習
この問題集は、ステップという形で3段階にレベル分けされています。レベルの目安は次の通りです。
・レベル1,2…日東駒専、産近甲龍レベル
・レベル3…MARCH、関関同立レベル
レベル3は少しレベル差があるので、まずレベル1,2を一通りこなした上でレベル3に取り組むようにしましょう。
政経の問題集は少なく、基礎がしっかりとまとまっている問題集は中々無いのですが、この問題集は基礎がまとまっている貴重な問題集です。
特にセンター試験を受けない人におすすめの問題集なので、私立大志望の人は是非、活用しましょう。
こんな人にオススメ
・センター試験を受けない私大志望の人
・基礎がまとまった問題集に取り組みたい人
私大攻略の政治・経済―要点整理と問題演習 をAmazonでみる
よくわかる政治・経済問題集
この問題集では、単元ごとに問題が収録されていて、センター試験や私大入試などにも対応できるように作られています。
また、各単元は、「一問一答でキーワードチェック!」→「基本問題」→「発展問題」の3ステップ構成になっています。
必要最低限の量の精選された問題が収録されているので、点数に直結するような問題を多く解くことができ、独学で政治経済を勉強した際に知識を確認する問題集としておすすめです。
解説も充実していて、問題の誤文にも解説がされているので、なぜ間違っているのかまで確認することができ、疑問を残さずに進めていくことが出来ます。
こんな人にオススメ
・必要最低限の問題のみを解いていきたい人
・ちょっとした疑問も残さずに進めていきたい人
政治・経済の偏差値を上げるには用語暗記はもちろん、経済分野での演習を繰り返すことが大事になってきます。今回紹介する問題集は選択問題、記述問題、計算問題を網羅しており、またセンターレベルから難関私大レベルまでのオススメ問題集を紹介しているので自分のレベルに合った問題集を手にとってみてください。
政治・経済のオススメ問題集



ベストセレクションセンター試験 政治経済 重要問題集
この問題集の特徴
この問題集は「解きながら覚える」ということを前提に作られている問題集です。
構成は、穴埋め形式で教科書の復習をしてから、実際のセンター試験と同じ形式の問題演習と言う形になっていて、未習の人は穴埋めの所で基本的な知識の学習を、既習の人は覚え漏れがないかの確認をすることが出来ます。
また、問題はセンター試験の過去問となっている為、穴埋めの部分ではセンター試験に必要十分なところのみをピックアップしていて、点数に直結する基礎事項の確認が出来るのが魅力です。
解答は別冊解答になっていて、正解以外の選択肢についても詳しく説明されているなど、詳しく書かれていて理解を深めながら進めることができます。
こんな人にオススメ
・穴埋め形式の問題集が好きな人
・点数に直結する知識の確認をしたい人
私大攻略の政治・経済 要点整理と問題演習
この問題集の特徴
この問題集は、ステップという形で3段階にレベル分けされています。レベルの目安は次の通りです。
・レベル1,2…日東駒専、産近甲龍レベル
・レベル3…MARCH、関関同立レベル
レベル3は少しレベル差があるので、まずレベル1,2を一通りこなした上でレベル3に取り組むようにしましょう。
政経の問題集は少なく、基礎がしっかりとまとまっている問題集は中々無いのですが、この問題集は基礎がまとまっている貴重な問題集です。
特にセンター試験を受けない人におすすめの問題集なので、私立大志望の人は是非、活用しましょう。
こんな人にオススメ
・センター試験を受けない私大志望の人
・基礎がまとまった問題集に取り組みたい人
よくわかる政治・経済問題集
この問題集の特徴
この問題集では、単元ごとに問題が収録されていて、センター試験や私大入試などにも対応できるように作られています。
また、各単元は、「一問一答でキーワードチェック!」→「基本問題」→「発展問題」の3ステップ構成になっています。
必要最低限の量の精選された問題が収録されているので、点数に直結するような問題を多く解くことができ、独学で政治経済を勉強した際に知識を確認する問題集としておすすめです。
解説も充実していて、問題の誤文にも解説がされているので、なぜ間違っているのかまで確認することができ、疑問を残さずに進めていくことが出来ます。
こんな人にオススメ
・必要最低限の問題のみを解いていきたい人
・ちょっとした疑問も残さずに進めていきたい人
政治・経済標準問題精講
この問題集の特徴
標準と書いてある割に、問題のレベルは少し高めです。
ただ、解説がかなり詳しく書かれていて、問題の解き方を詳しく解説してくれます。
難関大受験者は、この問題集で問題のアプローチの仕方などを学ぶようにしましょう。
センター試験レベル問題集をこなせるようになったら是非、取り組んでみましょう。
こんな人にオススメ
・難関大志望の人
・センター試験レベルを習得済みで、より難しい問題へのアプローチの仕方を知りたい人
一問一答だけをひたすらやって政経9割取れる!?



一問一答だけを極限まで突き詰めていれば、政治経済の点数が9割を超えるまでにはなるのでしょうか。
結論から言うと、一問一答だけでは9割を取れるまでにはならないでしょう。ただ、一問一答だけを繰り返しやるだけでも6~7割はとれるまでには成長することができます
政治・経済は、地歴よりも暗記量が圧倒的に少ないです。そのため、内容が深い問題やひねりを加えた問題が出題されるため、正確な理解が必要です。そして、教科書では対策できない応用問題も私大入試では出題されます。
大学受験政治経済の一問一答のおすすめ勉強法



まず初めに知っておいていただきたいのは、人間は一度覚えただけでは忘れてしまうということ。
なので、一問一答を一通り解いて終わった気になっていては、いつまでたっても政治経済の点数が伸びることはありません。
一問一答は何度も熟読してこそ、その効果を発揮します。
自分が間違えなかった問題は良いが、一度間違えた問題はマークなどをつけておいて、再度時間が経ってから解き直すという作業が重要です。
また、一度間違えた問題を答えを見て理解したつもりになっても、3日後くらいにその問題を見たら忘れてしまっていることがほとんどです。
そのため、同じ単元の問題を何度も反復して復習することで、一問一答の効果を最大限に発揮することが重要になってきます。
また、時間効率を上げるためにも、短時間で解くことを意識して取り組むと集中力も上がって効果的です。
具体的な方法としては、問題文を読むというより、見るというか確認する程度のスピードで目を通し、その速さおよそ3秒ほど。
じっくりやるというよりは、速く解いてどんどん次の問題を解き、何周もする方法でした。じっくりやってもすぐに忘れてしまいます。
そのため一回当たりの時間を短くして、何度も目に触れることが大切になってきます。
①1問にかける時間を短く
②1問に目を通す回数を多く
この2つを徹底的に守ったら点数は爆上がりします。
政治経済のおすすめ一問一答の参考書



一目でわかる新政経ハンドブック
一目でわかる新政経ハンドブックは、政治経済の大事なことを詰め込んだ、辞書のような参考書です。
カラフルなイラストや図も付いているで、情報をしっかり整理できます。
政経ハンドブックには、どんな試験でも出題される可能性のある、重要な知識が掲載されています。
統一試験、MARCH、早稲田、どこを目指す受験生にも大切な1冊。
常に持ち歩いて知識を深めていけば、得点力はどんどん上がっていくでしょう。
メリット
・用語の説明が細かく書かれていて、情報量が多い
・知識をより深めることができる
・政経ハンドブックは持ち運べるサイズですから、通学時間やお風呂の時間など、スキマ時間に勉強ができる
デメリット
・情報自体が書いてあるだけで、その解説や成り立ちの説明が少ない
政治経済一問一答 【完全版】 東進ブックス
東進の一問一答は政経を選択してる受験生の中で使っている人が一番多いと思われる一問一答です。
スタディチェーンの講師陣たちに聞いてみても、現役時代は東進の一問一答を使っていたという人が一番多かったため、一問一答をどれにするか迷った際にはこの参考書にするのがよいでしょう!
難関私大を第一志望にしている受験生には特に役に立ちます。
どんな点が人気なのでしょう?
①問題数がひたすら多く網羅性がある
この問題集の特徴は、なんといってもその問題数の多さにあります!
この1冊に2000問以上の問題が掲載されているので、広い範囲まで網羅されていてとても安心できる一問一答となっています。
これ以上ないほどとにかく細かく載っているので、受験生はどれだけ暗記すればいいかがわかります。
②共通テストから二次・私大対策まで!
3段階のレベルを★マークで表現して,重要度・頻出度を明示。共通テストから国公立大,難関私大対策まで,志望校に合わせて必要な問題が取捨選択できます。
大学入学共通テスト 倫理、政治・経済の点数が面白いほどとれる一問一答
2021年1月スタートの共通テストでは、これまで以上に「思考力・判断力・表現力」が重視されます。
ですが、それらの力は確実に「知識の理解」なくしては成り立ちません。
この参考書では共通テストで満点を狙うために必要な知識を網羅。
3段階のレベル別の一問一答問題で最短ルートで満点が目指せます。
全ての問題は過去の旧・センター試験で問われた、学習内容上重要な内容を問うものだけを精選されているため、問題自体も非常に良質なモノがそろっています。
大学入学共通テスト 倫理、政治・経済の点数が面白いほどとれる一問一答をAmazonでみる
政治・経済 最強最速の一問一答
受験頻出【政治・経済】の必要な1400語をすべて網羅した一問一答式問題集の決定版です!
こんな人にはこの参考書をおすすめします
・どこでも解けるコンパクトサイズの問題集がほしい
・重要単語を効率的に覚えたい・入試過去問を時間をかけずに復習したい
・定期テスト対策にも使える問題集を探している
まとめ
他にも、倫理・政治経済の参考書やおすすめ勉強法が知りたい方へ!
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【大学受験】倫理政経の独学勉強法とおすすめ参考書
【大学受験】倫理政経の勉強法や科目の特徴とは
大学受験の倫理政治経済のセンターで高得点を取る方法
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