独学で逆転合格できる漢文の勉強法を東大生が解説【大学受験】

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こんにちは!英検コーチ塾長の竹本です!

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中学生の定期テスト対策から、大学受験や早稲田・東大レベルまで。共通テストの漢文で必ず50点満点を取っていた私が、漢文で安定して高得点を取るための独学の勉強法とおすすめの参考書を徹底解説。ルートや効率的に学習を進めるための独学での勉強法も紹介。

目次

大学受験の漢文の特徴

漢文は誰でも短時間で合格点が取れる

漢文は暗記事項もそれほど多くなく、入試の問題量もそれほど多くないことが多いため、軽視している受験生が多いです。それゆえに対策不足で、漢文のせいであと一歩、第一志望校に届かなかったという人も毎年数多く存在します。

しかし、だからこそ漢文を極めるのはとてもコスパが良い選択肢でもあります。高得点を安定して取れるようになるのにかかる時間も英語や数学と比べると断然短く、一度コツや勉強法を掴んでしまうと点数が安定するので安心できる科目でもあります。

また、漢文に時間をかけすぎるのも受験においては不利になってしまうので、まずは正しい参考書選び、正しい勉強法をしっかりと身に付けて万全の対策をしましょう。後悔のない受験をするためにも、漢文であと一歩点数が足りないということの無いように、この記事で勉強法やおすすめの参考書を吸収してください。

漢文の勉強法は9割が暗記、1割は慣れ

漢文の勉強は実は9割が暗記です。英語の勉強を思い浮かべてください。みなさんは単語や文法の暗記をして、その上英文解釈や長文読解をすると思います。それほど英語は勉強法が複雑です。しかし漢文の勉強法はとても単純で、句法や再読文字、置き字を暗記するだけでほぼ勉強は終了したと言えます。

また、出題される問題もそこまで複雑ではなくパターン化されているので、代表的な文章を完全に理解していれば、それで勉強は完成といえるのです。

漢文が慣れない科目でも、ポイントと勉強法さえ押さえれば高得点

漢文は配点も低いため、もちろん英語や数学を真っ先に勉強しなければならないことは当然のことです。しかし漢文は最低限の勉強だけで点数が取れる科目なので、それだけ侮っていると点数の差が開きやすい科目でもあります。最低でも平均点は取れるようになっておく必要があります。

漢文の勉強法には暗記するポイントや、それを最低限の労力で可能にする勉強法が確立されています。今回の記事では、他の科目の勉強で忙しいみなさんのために漢文の勉強法を紹介します。

漢文が1ヶ月で共通テスト8割を取れる理由

早速ですが漢文は勉強法次第で1ヶ月で確実に共通テスト8割レベルに持ってくることが出来ます。今漢文が5点、10点で絶望している人も安心してください。また、そのように対策が簡単ということは、定期テストにおいても対策が簡単であるということです。

この記事では、中学の定期テストレベルから大学受験まで漢文の勉強法を徹底解説していきます。

漢文は他の科目と比べ暗記事項が少ない

先ほど述べた通り、漢文の勉強法の9割が暗記です。その上、その暗記項目も他の科目と比べると圧倒的に少ないのです。

例えば英語において英単語は難関大を目指すのであれば数千、ゆくゆくは1万語を超えて暗記をしなくてはなりません。数学でもチャート式はとても分厚く、暗記事項の多さを物語っています。しかし漢文の参考書でそこまで分厚いものが多いは全くなく、暗記しなければいけない単語数は100~150語と言われていることからも、暗記事項が少ないことがわかるでしょう。

漢文は暗記事項が系統だっていて勉強法も容易

暗記事項が少ないことに加え、漢文の暗記事項は系統だっています。例えば再読文字は、覚えるべき漢字が10個程度と決まっていて、同じ漢字が出てきたり同じ意味だったりします。

よって漢文の勉強法では、句法や再読文字、置き字などその系統を把握することが得点向上に繋がるのです。

漢文の問題がパターン化されている

また、漢文は読解問題や入試で出される問題がパターン化されています。例えば共通テストの漢文の読解問題の文字数や分量は毎年あまり変動がなく、長すぎる文章が出されることはありません。

その上、設問になるのは句法で暗記すれば一発で解ける問題や、句法・漢字の意味がわかり文章全体の意味が把握できれば容易に正解を選ぶことができる問題ばかりなのです。

このように漢文は勉強法がシンプルで、またその内容も簡単でパターン化されているので、他の科目に比べ圧倒的に少ない労力で得点が期待できます。漢文だけに集中することなく他の科目も勉強しながら1ヶ月で共通テスト8割を期待するのも容易と言えます。

ここまで漢文という科目の紹介と、大まかな勉強法を紹介しました。ここからは具体的な漢文の勉強法を紹介していきます。

初めに自分の漢文の実力がどの段階にいるのか把握

中学や、高校1、2年の定期テストの漢文

定期テストの漢文のレベルで勉強法がわからない場合、スラスラと読み下すことが出来なかったり、暗記事項がどれかがはっきりわからなかったりすると思います。いつも平均点を取れなかったり、高得点を見込めない場合は、逆にチャンスだと言えます。

先ほども述べた通り漢文はあまり力を入れなくても高得点が目指せるようになるでしょう。

共通テスト対策や、難関大学の受験漢文

中学・高校レベルの定期テストの漢文の対策は出来ますが、共通テストや難関大学の漢文など所見の問題の勉強法がわからない人もいるでしょう。定期テストでは、あらかじめ決まった文章を暗記し出題範囲の句法や漢字を覚えれば良いですが、入試ともなるとその場で覚えた知識を引き出さなければなりません。

少しでも暗記にムラがあると問題の暗記が難しくなり、どんどん意味を取れなくなると思います。そうならないために、下では系統だった暗記ができる勉強法や参考書を紹介します。

東大や早稲田、MARCHなど最難関大学の受験漢文

東大や早稲田、MARCHレベルの最難関の受験漢文となると、共通テストのように分かりやすい文章ではなくなります。文章の意味がはっきり取れないまま読み進めることになってしまうと、最悪選択肢を全て間違えたり最後まで全く意味がわからなくなってしまうこともあると思います。

しかし、逆にこのレベルで戸惑うということは基礎が固まってきているということでもあります。漢文は基礎の積み重ねなので、基本的な暗記事項を忘れないようにしつつ、高度なレベルの参考書で新たな知識のインプットとこれまでの基礎的な知識のアウトプットをすると良いでしょう。

漢文の勉強法は他の科目に比べてとてもシンプルです。

漢文という科目は「句法を押さえて」「問題演習をこなす」という2つのステップを行うだけで成績が上がります。

漢文の勉強の手順は、返り点→句法→単語 の順番で勉強することです。

【大学受験】漢文、返り点の勉強法

漢文には、読み方の特殊なルールがあります。なので、まずはその読み方のルールを覚えないと勉強が始まりません。そこで、重要になってくるのが返り点です。

返り点は全部で4種類あります。

4種類の返り点

・レ点
・一二三点
・上中下点
・甲乙丙点

この4種類の返り点をまずは攻略することから漢文の勉強は始めていきましょう。

返り点をマスターするコツは、音読です。このあとに紹介していく『漢文ヤマのヤマ』でそれぞれの返り点のルールを理解できたら、とにかく例文の音読をしてください。例文を10回ぐらい音読すれば自然と返り点のルールが頭に入ってきます

【大学受験】漢文、句法の勉強法

句法とは、漢文を訓読する際の、基本的構文や文法事項のことをいいます。

“漢文の句法”とは、英語でいうところの文法というようなイメージです。

漢文の句法の例

ここで、句法の例を幾つか挙げておきます。 白文を直接理解することと、句法を用いて理解することの違いを感じましょう

  • 不復A:「復タAセズ」=「二度と〜できない」

例 兔不可復得 →「兔復た得るべからず」=「二度とうさぎを捕まえることはできない」

漢文の句法(一例)

・否定
・反語
・使役

独学での漢文の単語の勉強法

漢文の勉強法の3つ目が単語の暗記です。

単語と聞くと、英単語のように大量の単語を覚えないといけないの……と不安に思うかもしれませんが、漢文の単語は50個もありません

覚えないといけない頻出の単語は本当にわずかです。逆に、このわずかな単語を覚えてしまえば漢文の読解で困ることはありませんし、単語の読み方や意味を問う問題もカンタンに解くことができます。

独学で定期テストの漢文を満点にする勉強法

漢文は漢字がずらりと並びとっつきにくい印象がありますが、定期テストの範囲となると問題も暗記事項も限られるので対策はかなりしやすいです。定期テストでの漢文の勉強法が身につくと、その分英語や数学など他の科目の勉強に時間を割けるので良いサイクルにもなるでしょう。

それでは具体的な勉強法を見ていきます。

返り点や一二点、漢文の基本的な単語を暗記する

中学高校レベルの漢文では、漢文の文章をスラスラと読み下せるようになっているとそれだけでとても良いです。帰り点、一二三点、上下点など沢山ありますが、これは慣れです。また、そこまでややこしくもなくパズルのように当てはめるものなので、基本構造を理解したら問題演習でアウトプットを重視すると良いでしょう。

また、漢文特有の読み方をする単語があります。例えば「使ム」で「しム」と読んだり、「唯ダ」で「たダ」と読んだりするのは、皆さん基本だと思います。しかしこの基本が入っていないと意味が取れず、ゆくゆくは文章全体の意味がわからなくなってきてしまいます。

よって、これらの基本的なルールや漢字を暗記するのは漢文の必須の勉強法だと言えます。

学校の授業で習う文章を音読し、漢文に慣れる

学校で習う文章は、覚えなければならない基本的な具方が多く含まれています。逆に難しすぎたりややこしすぎたりする句法は学校の授業では扱わないでしょう。なぜなら指導要領の範囲外の句法は教科書には記載されていないからです。

しかし、学校で習う文章は覚えておいて損はないということでもあります。必ず受験漢文には必要な知識になるので、学校の定期テストは真面目に勉強して損はないと言えるでしょう。

そこでおすすめなのが、音読です。返り点など訓読が得意になるだけでなく、繰り返し音読することで漢文特有の漢字も頭に入ってきます。漢文だけとは言わず、英語においても音読は重要な勉強法なので、ぜひ試してみてください。

定期テストまでに、漢文を読んで現代語訳を言えるようにする

漢文の定期テスト前に、訓読だけでなく現代語訳もその場で言えるようにしておくと良いでしょう。漢字と意味が結びつけて頭に入れておくと学校の授業で直接触れていない箇所が問題として出題された時も対処できますし、模試や入試でも役立ちます。

こちらも先ほどと同じように、訓読した後すぐに現代語訳を言える状態にしておくと、定期テストで必ず高得点を取れます。

共通テスト対策や、難関大学の受験漢文で合格点をとる勉強法

漢文の勉強法は他の科目に比べてとてもシンプルです。だからこそ、独学で漢文を勉強する上で基礎的な暗記事項に穴があるとこれから点数を伸ばしていかなければいけない時にとても困ってしまいます。

まず中学、高校の漢文の基礎レベルを網羅しているか確認

共通テストで点数が著しく取れない場合、もしあなたが高校3年生でも浪人生でも基礎に立ちかえる勇気がとても重要になってきます。逆にそれをすることで飛躍的に点数が安定する可能性の方が高いのです。もし無駄な時間だと思っても、いつか必ずやってよかったと思うほど漢文において基礎の暗記は重要です。

基礎レベルを網羅しているかどうかの目安としては、毎回共通テストで半分の25点を超えなかったり、上下点や一二三点の読み順があやふやだったりすることが一切ないかどうかです。一切なければこれ以上の難しい問題を演習すべきですが、ここがあやふやな場合は一回簡単な参考書に戻る必要があります。

句形や漢文特有の漢字の読み方などを参考書で勉強

句形は否定形や仮定形、受身系などたくさんのく方があります。否定系には部分否定と全部否定があったり、ただの疑問形と反語形の違いがつきにくかったりとややこしいと思います。

しかしこれさえ習得してしまえば漢文の勉強の山場は越えたと言っても過言ではありません。どんなに難しい文章でも、これ以上の句法はないのでしっかりと暗記することが重要です。

また、その上基礎より上のレベルの漢字もあるので、こちらも参考書で地道に勉強することが重要です。

漢文ヤマのヤマの具体的な使い方

① 句形の説明を読んで理解する

まずは句形を暗記する前に句形そのものが「どのような意味をもっているのか」「どのような場面の際に使われるのか」を理解しておきましょう。

漢文ヤマのヤマは、見開き2ページにわたってとても詳しく句形の説明が行われています。

句形はただただ暗記していても成績が上がることはないので、成績を上げるには点数を取ることができる実践的な実力をつけていかなくてはならないのです。

まずは、じっくり句形の説明を読み込むことを心がけてください。

② 句法を暗記し、練習問題を解く

句形の説明を読み、理解したら次は句形を実際に覚えていきましょう。ここで大事にしてほしいことは「最初から完璧を求めすぎない」ことです。

人間は完璧に覚えたと思っていても、1回覚えたくらいではすぐに忘れてしまいます。なので1周目から完璧を求めても時間の無駄になってしまうのです。

③ 漢文ヤマのヤマは3周行うこと

参考書全般の言えることですが、勉強法において参考書を1周するだけでは全くと言っていいほど意味がありません。大体どの参考書を使う人も、買って1周も勉強すれば満足してしまうのではないでしょうか。しかし、これでは全く意味がありません。

参考書を使って勉強している時、1周目で必ず理解しようとすると失敗します。なぜなら、慣れない勉強はそもそも1周で完全に理解できるものではないですし、もしきちんと理解したとしても2周目に開くと忘れてしまっていることがほとんどです。これは悪いことでも、その人の暗記能力が低いわけでもなく、人間は一度しか体験していないことはすぐに忘却するように出来ているので仕方のないことです。

しかし、だからこそ効率的に勉強するためには1周目であまり理解できなかったとしても、短期間で何周も繰り返すことが重要なのです。繰り返していくうちに、人間の忘却機能も働かなくなり、思い出したい時に思い出せる長期記憶となるのです。

1周目】 

一周目は右ページの「句法の解説」と「句法の例文」を活用していきます。左ページにある問題は2周目以降に活用していくので、1周目は右ページを進めることに集中してください。漢文の句法を学んでいく上でポイントとなるのが、音読です。声に出して句法の例文を何回も音読することが、もっとも効率のいい勉強法です。なぜなら、漢文には独特のリズムがあり、実際に声に出して音のリズムと一緒に覚えるとよく定着するからです。

【2周目】

2周目からは左ページにある問題にも取り組みます。実際に問題を解くことによって、漢文の句法が定着していきます。ここでも、1つ1つの問題を丁寧に解いていくよりも、たくさんの問題に触れていくことを意識していきましょう。

【3周目】

3周目は問題を解くことだけに集中しましょう。特に、2周目で間違えてしまった問題を正解することに集中して問題演習を進めていきましょう。1つの参考書を3周することである程度の力はついています。3周目以降のインプットは、問題集を解きながらわからないところが出てきたら適宜埋めていくという形をとることが好ましいでしょう。

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漢文句形ドリルと演習 ステップアップノート

漢文が苦手な人や、易しい問題から句形に慣れていきたい人のための問題集です。
各句形ごとに項目が分かれており、覚えた句形を次のページの問題ですぐにアウトプットすることで、身につきやすい構造になっています。

この参考書は基本的なところから扱っているので、中学や高校の定期テストにも使えます。学校から出された問題を解ききってしまい新しい問題が欲しいときや、他の例文が欲しい時は持っていて損はない参考書だと思います。

これを2周もすれば基礎的な漢文の知識は磐石と言っていいでしょう。基礎に不安がある人にとてもおすすめです。

漢文早覚え速答法 パワーアップ版

ステップアップノートに合わないという人はこれがおすすめです!かく言う私もこれを使用していました。この参考書も各句形が項目ごとに、詳しく解説されていてこれ一冊で漢文の基礎知識をつけきることができます。

毎回授業のように要点をまとめてあり、語呂合わせの面白い覚え方も載っていて本当に役に立ちました。また辞書的に使うこともできるので、問題演習でわからないことがあってもこの参考書に戻ればすぐに疑問を解消することができます。

理系の受験生でセンター試験の問題練習をしたい人にもこの問題集はピッタリです。暗記すべき漢字もまとめてあり、要点がまとまっていて薄いので、本番前に目を通し漏れがないか確認するのが良いでしょう。

東大や早稲田、MARCHなど最難関大学に合格するための漢文の参考書

漢文は国語の他の教科と比べて、なかなか問題尾を解く機会が学校でない分、いざ過去問をやるときに解き方がわからない人や、どこから手をつければいいかわからない人が数多く存在します。


そのように、漢文の路頭に迷わないための道標となる演習用参考書を以下で紹介します。

マーク式基礎問題集 漢文

この問題集は、センターでしか漢文を使わない人や、マーク式の演習をしたい人におすすめです。難易度的にはそこまで難しくないので、演習を重ねたい人にとても役に立ちます。

また、この問題集はマーク模試の過去問から精選されており、悪問が少ないため納得しやすく、自分の知識にできる構造になっています。マーク式の演習を始めたい人はまずこの問題集から始めてみましょう。

マーク式基礎問題集 20漢文をAmazonでみる

決定版 センター試験
国語【漢文】の点数が面白いほどとれる本

上記の問題集が少し簡単だった人はこの問題集に飛んでみましょう。
この問題集は上記問題集より比較的、問題レベルが高くなっているものの、漢文の句形や書き下し文などの解説も丁寧に載っているので、センター試験対策の勉強はこの問題集から始めても大丈夫です。

本番前に触れ、腕試しに解いてみるのにも有効な1冊となっています。

得点奪取漢文―記述対策

過去問で記述問題に入る前にまず取り掛かりたいのがこの参考書です。
文章自体は難しくありませんが、記述の形式に慣れるには最適な参考書になっています。

記述で一番難しい採点基準も詳しく載っているので過去問を実施するときに、何に気をつけて解答すればいいかわかるようになります。

記述問題に免疫がない人や、過去問をやってみてどうも書き方がわからないという人におすすめの1冊です。

得点奪取漢文―記述対策 をAmazonでみる

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