共通テストや東大早慶においても暗記量が最も必要な日本史をゼロから逆転合格するための勉強法や日本史の教科書以外に必要な参考書の使い方や成績を上げるノートを活用した勉強法や定期テストを受験に活かす勉強法など大学受験で逆転合格できる日本史の勉強法をレベル別に解説します。
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目次
大学受験の日本史を独学で成功するために知っておくべきこと

日本史は、世界史の次に暗記量が多い科目です。世界史に比べれば、暗記量は多くないです。
ですが、世界史より、狭く深く学習するのが日本史です。1つ1つの出来事を深く覚えることが求められます。
ただ、社会科目の中では、2番目の暗記量の多さがあります。世界史よりは暗記量が少ないかもしれませんがそれでもとても多いです。
日本史の特徴は基礎~発展まで語句が多いことです。
世界史に比べて基礎語句の数は少ないので、スタートダッシュは切りやすいですが、世界史と異なり日本という1つの国の歴史について学ぶので大学の難易度に比例して、問題の難易度も向上します。
日本史の特徴は
- 範囲が世界史に比べて狭く、その分深く聞かれる。
- 漢字が多いので、漢字が苦手だとつらい。
- 狭い分、細かいが満点がとりやすい。
日本史は、時系列順に、じっくり学んでいきます。
あっちこっち分散して記憶するより、
- 一点集中、より深く学ぶ
- じっくり「言葉で」学ぶ
ので、コツコツ読解したり、深く考えることのできる人が向きます。
また、漢字が非常に多いです。
大学受験日本史では「ゴールを設定することが重要」

ゴールをどこに置くか、共通試験であれば1月、私大なら2月中旬、国立なら2月下旬だ。ゴールまでに日本史を完成させる、つまり入試問題で合格点を取る実力をつける必要があります。
大学受験で問われる日本史の範囲は広くて問題も難しい。きっちりと細かく計画を立てて目標の大学・学部に照準を向けた対策をしなければ、例え暗記が得意な人でも合格点を取ることができません。
やみくもに取り組む前にまず、いつまでにどれくらい完成させる必要があるのかという「日本史の戦略」を立ててみましょう。
大学受験の日本史勉強計画はすべて逆算でたてる

日本史は高3の1月までに日本史を完成させましょう。そのためには演習をする必要があります。演習にだいたい3、4ヶ月必要です。そのため、9月には演習を始める必要があります。ということは8月、つまり夏休みの終わりには演習を始められる準備ができていないといけないです。
ただ、勉強のスタート時期や進捗はそれぞれの受験生によって異なる思います。
そのため、どの段階で一通りの学習を終えている必要があるのか、試験までにどれだけの勉強を繰り返したいのか、などの事情を総合的に逆算しながら考慮すると、予想以上に一度目の日本史通読を終わらせていなければならないことに気が付くでしょう。
とすると、どうしても独学で日本史を勉強せざるをえないのです。
まずは姿勢をはっきりさせることからはじめましょう。
通史には日本史実況中継や東進の金谷の日本史なぜと流れがわかる本などを使うことをおすすめします。
日本史を独学で急成長させるための「流れ」の勉強法

日本史の流れの勉強
日本史という科目は「流れ」をしっかりと把握することが大幅な得点アップにつながります。日本史の「流れ」とは端的に言うと「因果関係」のことです。
「因果関係」とは「Aが原因でBが結果として起こる」という意味です。流れの理解に必要な参考書は下記に述べている参考書です。ぜひ確認してみてください
大学受験日本史の勉強法

最初に決めるべきこと
日本史を勉強する際、まず決めなければならないのが「いつまでに一周目を終わらせるのか」ということでしょう。日本史=歴史、ですから、まずは通読しきることが大切です。
これについてはそれぞれのライフスタイルや学校の進捗事情、どの段階から本格的な受験勉強を開始するのかという点を考慮せざるを得ないので「必ず」という訳ではないのですが、理想は「夏休みが終わるまで」に、一通りの学習をまずは終えているのが理想でしょう。
受験生全体に当てはまるように言うならば、3か月で通史は終わらせましょう。
時間がある夏休みの間に、毎日少しずつでも教科書を読み進めることが必要です。
なぜ一周終わらせることが重要か?
一周終わらせることがどうして必要か、それは、どの分野の比重が重いのか、という全体像を知ることが目的です。
単純に「教科書のページ数=暗記量」「進行年度数=暗記量」ではないのが日本史の特徴。
具体的に、縄文時代などは日本史勉強の始めのころにやりますが、明治時代以降は勉強するのが後になってきます。
日本史の範囲を分野ごとに分けると以下になります。
- 古代・・・平安まで
- 中世・・・鎌倉〜室町
- 近世・・・江戸
- 近代・・・明治〜戦前
- 近現代・・・明治〜現代まで
大学受験の日本史では近代と近現代の2分野だけ問題だけで5割を超える年もあります。
そのため、早めに日本史を一周し、自分はどの分野が苦手なのか、近代、近現代をどう効率よく勉強していくかといった計画を二周目のために立てていきます。
日本史の過去問対策はいつから?

日本史は勉強時間に比例して成績が上がっていきます。
そのため日本史の基本的な内容はできるだけ早めに暗記しておくうようにしましょう。
内容の範囲はかなり広いので、後回しにしているとセンター直前になっても間に合わなくなってしまうことがあります。
そうならないためにも計画的に日本史の勉強は進めておきましょう。
理想としては受験の夏までにある程度教科書の内容は覚えており、過去問を解きながらさらに知識を確実なものとしていきます。
日本史に限って言えば、比較的早い段階で過去問に触れ始めることは無駄なことではありません。
英数国では、どうしても一度解いてしまった問題を何度も解くことから得られる成果が少なくなりがちです。
しかし、日本史の場合には、記憶の定着が終局的な目標である以上、これが達成されるまでは何度でも問題をとく価値があります。
様々な観点から日本史を理解する癖をつけるという意味でも定期的に過去問をやっていくことは無駄にはなりません。
日本史と世界史は暗記量が多い

日本史と世界史は、ほかの社会科目と比べて非常に暗記量が多いです。しかし、現代社会などの他の社会科目では受験でできないといった大学があったりするため、入試形態を確認する必要があります。
しかし、日本史や世界史ではそのような心配はいりません。ほぼすべての大学で受験科目として利用することができます。
次に日本史と世界史の暗記量の特徴をみていきましょう。
大学受験の日本史の暗記量
・日本史は、世界史の次に暗記量が多い科目です。世界史に比べれば、暗記量は多くないです。 ですが、世界史より、狭く深く学習するのが日本史です。日本史でも「流れ」を意識することが重要で日本史の流れとは各物事の因果関係を結び付けて覚える必要があります。
日本史の暗記がしんどいと思った時、世界史選択の友達はもっとしんどい思いをしています。
みんなでがんばりましょう!

「やることよりもやらないことを決める」をモットーに受験生にはやるべきことに集中してほしいという想いから逆転合格への受験勉強に役立つ情報を発信している。