共通テストで9割が取れる倫理政経の勉強法を徹底解説!【倫政】

【倫理政経】倫理、政治経済で共通テストで9割が取れる勉強法を早稲田生が徹底解説!

共通テスト対策の倫理政経のおすすめの勉強法を徹底解説します。今回は、独学で倫理政経を勉強する上で大切なこととおすすめの参考書、共通テストで9割取れる倫理政経の勉強法を倫理政経を選択して独学で早稲田大学に合格した先輩が詳しく紹介します。

独学での共通テストで9割取れる倫理の勉強法

今回の記事は、倫理選択、政経選択、倫理政経選択の受験生の方、全員に役立つ記事になるように前半を倫理パート、後半を政経パートとして、共通テストの勉強法や参考書などを紹介しております。共通テストの倫理政経は倫理、政経と別々に勉強した方が共通テストの8割レベルまでは効率がよいため、その理由も含めてぜひ最後まで読んでみてください。

共通テストの倫理は思想家の名前と考えを一緒に覚える

共通テスト、共通試験の倫理、政治経済ではよく思想家の名前とその人の言ったことや考え方が問われる問題が出題されます。

共通テストの倫理においては単純に英単語のように意味を覚えるのではなく人名を言われたらもれなく、その人の歴史や有名な言葉などを説明できるくらいまで関連付けて覚えることを徹底しましょう。

共通テストの倫理では正解以外の選択肢に他の人物の行っていたことや言葉が書かれます。もし余裕があれば倫理の一問一答などを活用して音声でもそれぞれの分野で混同しないように始めの頃は単元ごとに聞いていきましょう。

また、倫理の重要事項(人物や文化について)については資料集・教科書の配置が覚えられるくらいまでしっかり読み込みましょう。

倫理は初めから全てを覚えようとしない

倫理は音読を繰り返すなど暗記科目に有効な勉強方法をいくら繰り返したとしても、初めて一週間、二週間で覚えれるようなものではありません。誰が何をしたのかなど暗記がしっかりと定着して、倫理政治経済の科目として模試や試験で結果が出るまでには少なくとも3ヶ月以上かかります。

共通テストの倫理の対策ではそれぞれの思想の人物像や活躍した時代、人々の名言などなど詳しく覚えていくようにしましょう。

倫理の勉強におけるモチベーションUPのコツとしては自分の考えに近い思想家や、好きな言葉などを見つけて倫理への興味の種をまいていきましょう。倫理を効率的に勉強していくコツの一つにその教科を好きになることは非常に重要です。

倫理は人物、文化問わず初めは浅く広く勉強する

共通テストレベルの倫理政経では1つの分野を深める必要はありません。分野別の出題になっているので、満遍なくあらゆる分野の知識をしっかりつけておくことが、減点を少なくするポイントになります。

共通テストの倫理では難問が解けても点数が稼げるというわけではないのでしっかり、苦手な分野も手をつけて勉強していきましょう。

広く浅く」を繰り返して苦手な箇所を見つけ、そこを何度も復習するのが共通テストの倫理のポイントです!

共通テストの倫理は資料集や参考書で確認する癖をつける

時間をかけて理解をしなければいけない事項も倫理にはあります。そういうときは資料集や参考書を開いて視覚的に理解することで効率的に学習を進めましょう。

アリストテレスは中庸、善、卓越性などの用語がありますが、それぞれの内容をしっかり識別して理解する必要があります。
今単語を出して内容が思い出せなかった人は、是非資料集を見て再理解・再暗記を行い定着させてください。
ここでは特別に解説をしたいと思います。

まず、 アリストテレスとはソクラテス、プラトンに続くプラトンの弟子である思想家です。

アリストテレスの倫理頻出用語一覧
  • 中庸(メソテース):傲慢は良くないが、卑屈も良くない。アリストテレスは超過・不足の極端な状態を批判し、両極の真ん中(中庸)を良しとした。
  • 善(アガトン):人間の活動全てが目指している先のもの。
  • 最高善(ト・アリストン):善の中の最高位のことで、現実的な地位や状態を達成するためでなく、それ自体を目的とする善のことである。
  • 卓越性(アレテー):よく生きることとは卓越性に即して魂を充分に活動させること。

これらはまだまだ浅い説明なので、倫理の資料集を片手に確認して、知識を増やしていきましょう!

共通テストの倫理の勉強法のコツ

共通テストの倫理の読解問題では読み方を身につける

倫理の読解問題では、漠然と読んでも答えを出すことは出来ません。読解問題には必ずテーマがあります。

仏教の思想が元になった文章や、西洋の思想が元になった文章など、倫理として習う内容が軸になっています。

そのため、文章の軸となった思想を考えることで、内容理解の問題を解くことが出来ます

共通テストの倫理の読解問題における「読み方」を身に着けるという意味では現代文の勉強と一緒になってきます。共通テスト倫理では参考書と演習を進めていく中でどう勉強するかが大切になってきます。

共通テストの倫理の問題を解いた後は解説を読み込む

共通テストの倫理の勉強法では、問題を解いた後に丸付けだけしても勉強をしている効果が薄くなってしまいます。

共通テストの倫理の点数を伸ばすためには解説を読むことがとても大事になってきます。解説を読むことで、ますその問題の解法がわかります。さらに、間違いの選択肢が誰の思想を元にしてるかを知ることができ一つのことだけでなく知識を付けていくことができます。

【大学受験】共通テストの倫理の特徴

大学受験の共通テストにおける社会科目は単純暗記の科目がとても多いです。しかし、共通テストの倫理という科目は数多くある社会科目の中でも暗記だけでなく演習量の確保がより必要な科目になります。

そんな特殊な共通テストの社会科目が倫理になります。

共通テストにおける倫理には、受験生の暗記力だけではなく「読解力・論理的思考力」をじっくり問う意図が明確になっています。大問の文章全体を読み、趣旨に合致するものを選ばせる問題や、図や表が示された資料を見て文章の正誤を答える問題などは、共通テスト倫理独特の問題です。

しかし、これらは特に対策の必要はなく、落ち着いて取り組めば確実に正解を選び出せるようになっているので、問題形式に慣れてしまえば大丈夫です。

共通テストの倫理における独特な問題には「慣れ」が一番なので、過去問や予想問題集などを繰り返し解くことで慣れていきましょう。

【大学受験】共通テストの倫理にオススメ参考書・問題集

ここでは共通テストの倫理において何割を目指すのかレベル別におすすめの参考書を紹介します。もちろんそれぞれ1冊では十分ではなく基本的には演習+参考書にてのインプットが必要だということは覚えておいてください。

改訂第2版 共通テスト 倫理の点数が面白いほどとれる本

共通テストの倫理に頻出な各事項の説明記述が多く、かつ図にまとまっている等、理解しやすい参考書の構成となっています。また、重要事項は赤字、太字、ポイントとしてまとめ、としてまとめてあり見やすいつくりになっています

共通テストの倫理、政治・経済の点数が面白いほどとれる本の内容を倫理に特化し深く掘り下げた形になっています。

共通テストの倫理に特化して勉強したい人のバイブルともなる参考書となっています。

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人物で読み解く共通テスト倫理

共通テストの倫理に頻出な源流思想、近現代西洋の思想、日本の思想という倫理の大きな柱をもとにして、それぞれの人物にクローズアップして紹介されています。一般的な参考書とは異なり倫理の人物についておもしろく解説した倫理参考書になっています。共通テストの倫理の初学者にもおすすめできる内容です。

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倫理 パワーアップ版(新マンガゼミナール)

「マンガゼミナール」シリーズのパワーアップ版。大学受験「倫理」の内容をマンガで解説するから、ビジュアルでわかりやすいのが大きな特徴です。

倫理ってなに?浅くでいいからまずは倫理がどういうものなのか知りたい! といった方におすすめな倫理を勉強し始める前の導入として楽しくわかりやすく学ぶことができる本でです。

倫理 パワーアップ版 (新マンガゼミナール)をAmazonでみる

倫理のおすすめの漫画での勉強法やおすすめの漫画についてはこちらを参考にしてみてください。

共通テスト演習の前にはマーク式基礎問題集倫理がおすすめ

大学入試の過去問演習に取り組む前の知識整理に役立つ参考書です。共通テストよりも難易度の低いマーク式の問題が2部構成で掲載されていて、重要な知識の確認や各分野にまたがる総合問題が演習できます。

倫理の学習が全く初めての人の1冊目としてではなく、基本を押さえた後の確認用として使うのがおすすめです。まずは、教科書や講義形式の参考書を使って倫理の重要用語を覚えた後、本格的な過去問演習を始める前に『マーク式基礎問題集 倫理』に取り組みましょう。

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倫理基本問題集

どの単元で何を学ぶのか、共通テストの「倫理」で登場する用語の説明と理解を促す具体例、模試やセンターで具体的に何がどのように出題されるのか、学習する上でのポイントとキーワードは何かを網羅した問題集となっています!

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共通試験の倫理で9割を取りたい方におすすめの勉強法、参考書の解説記事

大学受験の共通テストにおける政治経済の勉強法

kamin

共通テストの政経には政治分野と経済分野の両方が含まれます。両分野をバランスよく勉強しないと、高得点を取ることは出来ません。

共通テストにおいて政治分野は得意だけど経済分野が少し苦手という方や、またはその逆という方も多くみられます。どちらかに点数が偏ってしまうというのはあまりよろしくないため、政治分野・経済分野の両方の勉強が大切になってきます。

他の社会の科目と倫理・政治経済が大きく異なることは、各章ごとで単元が独立していることが挙げられます。

そのため、世界史や日本史のように流れを理解する必要がないため自分の好きな単元から勉強できたりと勉強法の幅が広いです。

共通テストの政治経済の演習の分量を多めにする

倫理は理解の時間をたくさん取って、政経は演習を多くする勉強スタイルを取っていました。理解・暗記が必要な常識を超える国際政治や経済の分野では、しっかり暗記をしてから演習を進めましょう。

解説で復習を行い、しっかり知識を固めていきます。

共通テストの政治経済は時事問題の勉強法が鍵を握る

政治経済の時事問題の勉強を開始するのは、政治経済の得点率が7割を超えていることを前提としてください。

なぜなら、大学受験の政治経済において年によっては、時事の問題が出ないことがあるためです。

時事の勉強をするのは、普通の政治経済の範囲での点数が取れるようになってきたらで十分です。「周りと同じ点数を取れるようになってきた」、「合格最低点を取れるようになってきた」という人が周りと差を少しでもつけるために取り組むのが時事問題です。

時事問題の一例としては2019年の話題であると、イギリスEU離脱、WTO訴訟、日本が逆転敗訴、戦後最長の景気回復

オススメの参考書としては毎年10月に出る現代社会の最新時事をおすすめします。

・周りの受験生は中々時事問題を仕上げてこない。 

・大前提として他の政治経済の範囲を完璧にしとく事。

今年の出来事の対策としては、普段から欠かさずニュースを見ておくことが大切です。

ニュースを見るのは、テレビ、新聞、ネットなど色々な媒体がありますがどの媒体を利用してもかまいません。ずっと、時事問題を追っている必要はないので、時々にでも時事の流れを把握しておいてください。

共通テストの政治経済の対策におすすめの参考書

蔭山の共通テスト政治・経済 パワーアップ版 

「こんなにおもしろい政治・経済の本ははじめて」と絶賛の声がやまない蔭山先生の共通テスト政治・経済対策本のパワーアップ版。

物事の「なぜ」と「流れ」が説明されてあり初学者にもピッタリだと思います。

講義調ですらすら読めて、政治のしくみや経済の流れがしっかりわかる最新&最強の改訂版。独学しにくい時事問題も手厚くサポートしてくれます。

蔭山の共通テスト政治・経済 パワーアップ版の使用法

赤シートを使いながら本参考書の解説を読んでいきましょう。

そこでいまいち理解が難しい内容のものは、必ず政治・経済用語集や「政治経済資料 とうほう」などの用語集や資料集を使い完璧に理解してから読み進めましょう。

チェック問題まで読み終わったら、問題を解き、間違えた問題や理解できなかった問題は、解説をもう一度復習しなおしましょう。

復習が終わったら次の項目に進みましょう。

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共通テストにも政治経済一問一答 【完全版】はおすすめ

東進の有名な一問一答シリーズ基本事項を過去問からピックアップ。さらに、時事テーマは「完全予想問題」として過去問から改題・新作。入試で狙われる統計・資料データ問題を多数掲載。理由・問題点・対策など背景や流れを重視。

政治経済一問一答 【完全版】をAmazonでみる

改訂第3版 共通テスト 政治・経済の点数が面白いほどとれる本

改訂第3版 共通テスト 政治・経済の点数が面白いほどとれる本

この本では、共通テストの対策においては必要な教科書では抽象的にしか説明されていない政治と経済の“根本原理”を、石井先生の授業と同じように、極力易しい言葉で、かつ正確に説明しています。

改訂第3版 共通テスト 政治・経済の点数が面白いほどとれる本の使い方
  1. 本参考書を一通り勉強し、政治経済の内容をつかみましょう。
  2. 単語を覚えるのはもちろんのこと、その単語の意味や仕組みを理解しながら暗記を進めていきましょう。
  3. インプットの勉強にある程度余裕が生まれてきたころにアウトプット用の参考書を解き、間違えた問題は本参考書で復習しましょう。

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大学入学共通テスト 畠山のスッキリわかる 倫理、政治・経済 完成講義

この倫理、政治・経済完成講義は、今年発売されたばかりの大学入学共通テストに対応している問題集でインプットに最適です。

共通テストの倫政対策はこの一冊で万全ともいえる代物で、下記に掲載してある完全問題集と合わせて使うのをおすすめします。

大学入学共通テスト 畠山のスッキリわかる 倫理、政治・経済 完成講義

大学入学共通テスト 畠山のスッキリ解ける 倫理、政治・経済 完成問題集

上記の参考書と同じくこの倫理、政治・経済完全問題集は、今年発売されたばかりの大学入学共通テストに対応している問題集でアウトプットに最適です。

倫理、政治・経済は情報量が膨大なため、参考書を読むのに手一杯で、問題演習まで手が回らないのが現状です。

この問題集では倫理、政治・経済合わせてテーマ別の28章を1章につき9~10問を掲載、グラフ・資料問題対策も万全、多くの出題予想資料を収録されており
「倫理」ではシンプルかつ明快な解説を、「政治・経済」では詳細で精緻な解説を掲載。

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まとめ

ただ、今回の記事だけでは、大学受験の共通テストの勉強法が具体的によく分からない!どんなペースで勉強したらよいのかよく分からない!という方には是非スタディチェーンの無料受験相談をおすすめします。

スタディチェーンの無料体験指導では、現役難関大学生から直接、参考書の選び方や苦手科目の克服方法や各教科の勉強方法を直接聞くことができます。

実際、私も受験生の時、勉強法や参考書の選び方に悩んでいましたが、スタディチェーンの無料体験指導を受けたことで、どうやって勉強したら良いかを直接、早稲田大学の現役大学生講師から聞くことができ、その方法を基に勉強して見事現役合格を果たすことができました。

他にも、倫理・政治経済の参考書やおすすめ勉強法が知りたい方へ!

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