英検二級を独学で勉強していて「リスニングの対策は何をすれば」と悩んでいませんか?この記事では英検二級を二週間で取得した経験をもとに英検二級のリスニングの特徴と独学で1ヶ月で英検二級に合格できるリスニングの勉強法やおすすめの参考書を紹介していきます。
目次
英検二級のリスニングの試験内容



英検二級のリスニングは第一部と第二部の二つに構成になっていて第一部は会話文の内容一致で第二部あ文の内容一致になっています。特に前者の会話文の内容一致で苦戦している人が多い印象です。
英検二級のリスニングの第一部
英検二級のリスニングの第一部の問題は会話問題の内容一致で、気を付けるべきところは会話文独特の表現です。
平叙文では見かけたことのない表現や文法があったりするのでそれらに引っかかってしまうと問題のもやもやに気を取られて他の問題にも影響が出てしまいます。
英検二級のリスニングの第一部でしっかり点数を取るには一家しか流れない音声を聞こえなくても他の問題に集中することで、8割以上を狙うことです。
英検二級のリスニングの第二部
英検二級のリスニングの第二部は文の内容一致の問題です。ここでは比較的長文の内容に対しての問題に答えるといったような形式です。
聞き取りが難しいことが多いので積極的にメモを取るように心がけましょう。メモを正確に取ることで問題の全体像をつかむことができ正解を選ぶことができます。
内容は難しいものは少ないので、固有名詞や接続詞に注目してメモを取っていきと英検二級のリスニングの問題は解き進めやすくなると思います。
英検二級でのリスニングはとても重要



英検二級においてリスニングは一次試験の合否を分けるセクションとなっているため非常に重要です。
英検二級レベルのリーディングは学校の授業などで学習しますし、ライティングも型とフレーズさえ覚えてしまえばある程度の点数は取れるため差がつきにくいですが、英検二級のリスニングは自習で継続的な学習を行っているかで大きな差が生まれるので、合否を分けるセクションとなっているのです。
英検二級のリスニングが“やばい”と言われる理由



英検二級のリスニングは他の英検準二級との難易度の差が大きいことから英検二級のリスニングは点数が取れずに“やばい”と言われるのです。ここではなぜ英検二級のリスニングがやばいのかについて解説していきます!!
英検二級のリスニングは文法がやばい
英検二級の文法は高校英語の全範囲つまり英語の大半の部分が試験範囲となります。簡単に言うと少し日本語になれた外国人が私たちの普段の会話を理解するというぐらいです。
当然難しいので英検二級の合格者で英検二級のリスニングで8割を超える人はそう多くはありません。英検二級のリスニングがやばいことを知ってそれ以外の部門で点数を取って合格する人が多いです。
英検二級の合格者の中にはリスニングが4割でも合格する人がいるので英検二級のリスニングが苦手な人は覚悟を決めてリスニングを捨てるのもひとつの手段だと思います。
英検二級のリスニングの先読みがやばい
英検のリスニングでは問題の先読みが必須になります。問題の先読みが入念にできていれば多少聞こえなくても問題の全体像を理解することができます。
しかし英検二級のリスニングは英検準二級に比べて問題文も難しくかなりの文法力と単語力がないと全体の外観を掴むことは難しいです。
英検二級のリスニングは24問しかないのでわからない問題を振り返る暇がないのでしっかり切り替えて問題を解き進めることが重要だと思います。
英検二級でのリスニングが点数を取れないのはなぜ?



英検二級のリスニングの勉強法について説明していく前に、英検二級のリスニングができない理由について解説していきます。
リスニングの音声知覚の段階をすっとばしている



英検二級に関わらずリスニングの勉強法でやりがちな間違いが、いきなり英語の音声の意味を理解しようとすることです。英語のリスニングの正しい勉強法は、まずは英語の音声自体を理解する音声知覚にフォーカスした勉強法を行うことです。
ディクテーションやシャドーイングといった勉強法によって英語特有の発音や単語と単語の繋がりを理解できるようになったのちに、英文の意味理解を行うというようにステップを意識した勉強がリスニングの向上には必要です。
英検二級レベルのリスニングの演習量が足りない
英検二級のリスニングができるようになるには、英語を聞く時間を想像以上に増やすことが大切です。リスニングがなかなかできるようにならない人は、一週間に1時間しかリスニングをやっていないなど単に演習量が少ないだけである場合が多くあります。
一日十分でいいので毎日継続して演習量をふやすことが英検二級レベルのリスニングが聞き取れるようになっていくと思います。





英検二級はリスニングとライティング次第で合格が決まる



英検二級はリスニングとライティングの対策をしっかり行うかが合否を分けます。
英語といえばリーディングと思いがちなため、英検二級の対策でリーディングに時間をかけがちですが、英検二級はリーディング、リスニング、ライティングの配点が同じため問題数が多いリーディングに時間をかけすぎることは効率が良くありません。
それよりも問題数が少ないため一問あたりの配点が高いリスニングやライティングを対策することで効率的に全体の点数をあげることができるでしょう。英検二級のリスニングとライティングは伸びしろがある人が多いと思うので、効率的なリスニングの勉強法で最短での英検二級合格につながります。
英検二級のリスニングの合格点
英検二級の一次試験合格のためには、1950点満点中1520点と約78%の得点率をとればよいので、リスニングセクションにおいても得点率約78%にあたる650点満点中510点程度が合格点となってくるでしょう。
ただライティングセクションでは自己採点がしにくく、得点にブレが生じることもあるので550点から600点をとれると合格の可能性がグッと高まります。
逆に先程も述べたように英検二級のリスニングで多少点数を落としたしてもリスニング以外で点数を稼げばいいので明確な合格点は気にしなくてよいでしょう。
英検二級の独学のリスニングの勉強法!



英検二級のリスニングの特徴について理解していただいたところで、英検二級のリスニングの具体的な勉強法について解説していきます。英検二級を独学で勉強している人は、これから説明する勉強法を実践してみてくださいね。
リスニングの勉強法【1】とにかくディクテーション
英検二級のリスニング力を高めるには、最初の一週間はディクテーションという勉強法をおすすめします。英検二級のリスニングができるようになるには、いきなり音声の意味を理解するリスニングの勉強法にとりくむのではなく、音声自体を聞き取れる勉強法を行うことが重要です。
ディクテーションは、リスニング音声を紙に全て書き写すという勉強法で、音声知覚の力を効率的に伸ばすことができる勉強法となっています。
リスニングの勉強法【2】シャドーイングで耳を完全に慣らしていく
ディクテーションができるようになってきたらシャドーイングを行っていきましょう。
シャドーイングとはリスニング音声にかぶせるように、音声に続いて音読するリスニングの勉強法のことで、英検二級レベルのリスニングの音声知覚の力を伸ばすのに効果的なトレーニングです。
難易度は高いのでディクテーションの後に取り組むことをおすすめします。
シャドーイングを毎日続けていくと次第に、英検二級のリスニング音声の意味まで理解できるようになってきます。効果的な勉強法なのでぜひ実践してみてください。
英検二級のリスニングを完璧に聞き取るのには?



英検二級の勉強を始める時期は人それぞれですがそこで英検二級で一番時間を使うのは間違いなくリスニングです。そこで英検二級のリスニングで合格点をとるためには実際にどれくらいの時間がかかるのかを解説していきます!
英検二級のリスニングに慣れるまで
英検二級のリスニングは英検準二級と違い高校範囲すべて、つまり英検のレベルが大きく変わるところです。ですので英検二級のリスニングはその音声に慣れるだけで一苦労です。
英検二級のリスニングで完璧に音声に慣れるには英検準二級のリスニングが軽く聞き取れる人でも最低でも一週間、ふつうは二週間ほどかかってしまいます。
英検二級のリスニングは高校すべての文法が詰まっているんので、仮定法そして関係代名詞を聞き取るのに多大な時間を使ってしまいます。
英検二級のリスニングの本番で聞き取るには
英検二級のリスニングは本番は英検二級のリーディングの後に始まります。英検二級を大学受験で使う人はリスニングで大きく点数を落とすわけにもいかないです。
英検二級はかなり時間が長いので集中力が必須のリスニングが後に回されるのはかなりきついですね、。英検二級のリスニングは集中力が点数に大きくかかわってくるので前日はしっかり休んで勉強は避けましょう。
英検二級レベルの音声を試験に行く前や試験開始直前まで聞いておけば試験当日も緊張せず安心してリスニングの問題に挑むことができるでしょう。
英検二級のリスニングの問題で正解を取るコツ!



英検二級のリスニングの勉強法について紹介してきましたが、ここからは英検二級のリスニングの試験で正解をとるコツについて解説していきます。
英検二級のリスニングのコツ【1】問題文を先読みする
英検二級のリスニング音声が流れる前に問題文と選択肢を先読みするようにしましょう。
問題文と選択肢から会話の内容がある程度想像できるため、ゼロから聴き始めるよりもリスニング音声の内容を理解しやすくなります。
英検二級のリスニングのコツ【2】メモに集中しすぎない
英検二級のリスニング音声が流れている間は、音声を聞くことに集中して、メモに気を奪われすぎないようにしましょう。
メモを取ることに集中すると音声への集中がおろそかになり、かえって正解の選択肢を覚えられなくなるといったことがあります。特に会話文は文章もそこまで長くないので、リスニングの演習をするときは、メモを取らずに解くという勉強法も実践してみると良いかもしれません。





英検2級のリスニング対策にはコーチング塾がおすすめ



英検2級のリスニングにおいて大切なのは1ヶ月程度の勉強期間をどう活用するかがとても大切です。英検2級のリスニングの勉強法や勉強計画はコーチング塾に通えば一発で理解することができます。
またそれだけではなく、リスニングにおける一番難しいのが、毎日単語や長文や過去問と並行しながらシャドーイングやディクテーションを欠かさず続けるということです。
英検2級のリスニングの力は1日や一週間でつくものではありません。1ヶ月程度毎日コツコツやってからこそ身に付くものです。コーチング塾は毎日あなたの学習の進捗管理をしてくれるため、英検2級のリスニング力を1ヶ月で高めたいという方には非常におすすめです。
英検二級の勉強におすすめの参考書を紹介



ここでは英検二級のリスニングの対策に役立つ英検二級の参考書を紹介していきます。今回は音声の付属している参考書を選んでいるので見るだけでなくしっかり音声を聞いて英検二級のリスニングの勉強に役立ててください!
英検二級でる順パス単



英検二級のリスニングに出てくる単語学習を行う場合は、英検二級出る順パス単を使うことをおすすめします。
パス単は英検二級に必要な単語が網羅されており、でる頻度順に単語が分けられているので、英語が苦手な人でも取り組みやすいです。
それに加えてしっかり音声も聞くことができるので通学途中や寝る前に英検二級のリスニングができることはとても効果的です。
英検二級総合対策教本



英検二級のリスニングを含めた全てのセクションについて詳しく解説しています。英検二級の問題に完全に対応しており、各問題の解説、演習問題がセットになっているので使いやすいです。英検2級の過去問演習に近い形になるので、単語やリスニングに慣れたきた時の演習として使うのがおすすめです。
英検二級のリーディングだけでなくリスニングの問題もしっかり収録されているので英検二級のリスニングの本番に慣れる面ではとても効果手的な参考書になります。
英検二級リスニング問題120



英検二級のリスニング問題がたくさん収録されているため、今回紹介した英検2級対策としてのディクテーションやシャドーイングといったリスニングの勉強法をたくさん実践したい人におすすめです。
英検二級のリスニングだけが収録されているのでリスニングの点数をもう少し伸ばしたい人にはとてもお勧めのリスニングを強化できる教材です。
まとめ
英検二級のリスニングの特徴と具体的な勉強法、おすすめの参考書について説明してきました。英検二級のリスニングは毎日の継続が重要なので、取得を目指している人は今回紹介した勉強法を参考にしながら頑張ってみてくださいね!
英検二級に独学で最短合格するための勉強法については以下の記事でも紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。








竹本明弘。オンライン英検対策塾の英検コーチ塾長。社会人や受験生向けに英検の勉強法,計画,受験戦略について発信。webメディアでの掲載多数
高校で英検準一級、TOEIC860点を取得し、早稲田大学に現役で合格。「最短で英語力を上げる正しい勉強法を知ってもらいたい」という思いから英語の勉強に関する情報を発信している。