【大学受験】青チャートの使い方を解説,例題だけ?レベル別に紹介

青チャートのおすすめの使い方を東大生が徹底解説!

誰もが一度はつまずくであろう受験の鬼門数学。現役東大生が教える青チャートの特徴と使い方を地方国公立から旧帝大、医学部、東大京大までレベル別、理系文系別に解説!青チャートの使い方、勉強法からノートの作り方まで理解し、演習を積み重ねて数学の偏差値を上げよう!

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青チャートで東大、京大など難関大には合格できる?

「みんな使ってるしとりあえず青チャート」そんな気持ちで買ってみたものの分厚いしやる気が出ない…。使い方がわからない…。そんな受験生のために志望校レベル別に合格に近づく青チャートの効率的な使い方と東大京大や医学部を始めとした難関大学に青チャートで合格できるのか?など青チャートのレベルを解説します。

大学受験で数学の青チャートって重要なの?

大学受験で合格に直結する科目とは何でしょうか?それは、数学です。基本的に合格者平均が低くどんな大学でも数学は難しいことが多いです。しかし、私立文系社会科選択でない限り数学は必ず必要です。

更に、私立文系社会科選択者であっても共通試験で数学を1つだけ受けることで私立の共通利用入試で4科目枠の出願が可能になる場合もあります。

青チャートのみで超難関大は難しいが皆通るべき関門

数学を制する者が受験を制すと言っても過言ではないのです。私は数学が得意な人は発想の天才ではなく問題を見ただけで解法が一瞬で出てくる人だと思います。解法を一瞬で出るようにするためには良問が網羅されている問題集の演習が必要です。そのような参考書として一番人気な青チャートについて解説してきます。

大学受験数学で長年親しまれる青チャートとは?

数学に限らず大学受験において何度も耳にする「チャート式」その実態を詳しく解説!

「チャート式」とは何なのか

チャートと言う言葉の由来は航海に使われる海図の意味でした。その意味の通り数学のチャートと言うのは数学を得意にするための道筋と言えるでしょう。

高校対応数学のチャート式は9種類あるのですが今回はその中でも数学の勉強の主軸となる4種類を紹介します。

①数学の白チャート 数学の超基礎からセンター試験や共通テストまで

②数学の黄チャート 数学の超基礎から二次試験の基礎まで

③数学の青チャート 数学の基礎から旧帝を除く難関校まで

④数学の赤チャート 数学の基礎から東大を含む超難関校まで

主に高校で配られるチャートは青チャートや黄チャートと思います。それぞれ難易度には差はありますが、差ほどチャートに優劣はないです。

その中でも受験生が一番多く使っている青チャートについて効率的な使いかたを解説していきます!

青チャートってどんな参考書?

青チャートとは数学の基礎から応用までの幅広い問題を載せている人気NO1の大学受験用数学の参考書です。

実際にほとんどの進学校に通う生徒はこの青チャートを使っており、通称「青チャ」と呼ばれています。この青チャートの特徴は、良問のみ網羅されていることと答えにたどり着くまでの「考え方」が詳しく解説されている点です。

つまりこの青チャート一冊をやるだけで数学は問題ないということです。数件出版社から出版されていて、数学ⅠA・ⅡB・Ⅲのそれぞれが別で売られています。

青チャートが人気の理由と使い方の重要性

高校生なら誰もが聞き目にしたことのある参考書「青チャート」。数学が苦手で青チャートをもらったけど使い方がわからない、青チャートの使い方を理解して数学をもっと得意にしたいと思っている高校生必見!

青チャートはたった一冊で基礎から応用までを網羅

青チャートの魅力といえばまず第一に網羅性と答える人が多いでしょう。

数IA、ⅡB合わせて2000題を超える問題量があります。さらに皆が苦手としている「三角関数」、「微分積分」などをより多く取り扱っています。

そんなに問題数の多い青チャート一冊やり終える使い方はあるの!?と画面の奥の皆さんも思っているでしょう。

安心してください。解決策をこれから紹介します!!

青チャートは使い方次第で成果が必ず出る

受験生は友達や先生の影響で色々な参考書に手を出しがちです。実際に私もいろいろな参考書に手を出してしまい、結局やり終えれなかったという経験があります。ただし、特に数学においては特にどの参考書を選ぶかとその参考書の使い方によって成績が決まるといっても過言ではありません。

その点青チャートはこの一冊を完璧にすると太刀打ちできない数学の問題はありません。青チャートの使い方を理解することで、理系文系に限らず吸収できる知識は参考書の中でも随一だと感じます。

数百問収録されている青チャートにはエクササイズや例題など様々な問題の種類があり、受験生はそれぞれ自分にあった使い方をしないと効率的に成績を伸ばすことができませんし、結果的に共通テストなどの点数の伸びにも繋がります。

青チャートを使う際のノートの使い方と進め方

青チャートを使う際一番最初に悩むのがノートの取り方と問題の進め方です。ノートを取るのが面倒になり途中で青チャートをやめてしまった人は多くいらっしゃると思います。ですのでここでは青チャートが最短で身につくための青チャートの使い方と進め方を詳しく解説していきます。

青チャートの例題の使い方と進め方

青チャートの例題、ノートの使い方を解説していきます。青チャートは例題だけでも1000題近くあります。それに加えて練習問題、章末問題があるので全部を解いてたら終わりませんよね。

ここで青チャートの特徴に注目すると、例題にはすぐ下に長めの解説が書いてあります。ですから例題に関しては「頭の中で解法を立ててペンは動かさず、解法があっていればOK」という解き方で大丈夫です。なぜなら下の解説ですぐに答え合わせができ、効率的に進められるからです。

青チャートの練習問題の使い方と進め方

次に青チャートの練習問題のノートの使い方です。ノートの使い方で迷っている人は多くいると思います。結論を言うと人それぞれになります。と言うのも、殴り書きで計算するのが得意な人、丁寧に順序立てて解いていくのが得意な人など人それぞれだからです。

しかしどんな人でも絶対に15分という時間は守ってほしいです!!先程も述べたように数学は時間との勝負ですので常に時間は意識して取り組むべきです。

効果が倍増する青チャートの使い方

今までは最短を意識して青チャートの使い方を解説してきましたが、より最強に身につく青チャートの使い方を紹介していきます。

青チャートの使い方で一番大事なのは「復習」

数学の勉強を進める際に演習量が多ければ多いほど数学の偏差値が伸びると勘違いする受験生がいます。しかしそれは間違いで、もちろん演習量もとても大事ですが数学の偏差値が上がるときはいついかなる時も復習をした時なのです。

復習をすることでその問題が鮮明に頭に残り同じ問題で間違える確率が各段に下がります。そして青チャートには別解が数多くあるので、より数学への理解が深まると思います。特に青チャートの使い方としては復習と例題だけに取り組めるのかどうかはとても重要です。

青チャートの使い方の『極み』

私は高校時代に数学で伸び悩んでいるときに、ある有名な数学教師から受験数学の9割は暗記であると告げられました。私は驚いて思わず聞き返したら,演習の積み重ね=暗記だと答えてくれました。

正しい青チャートの使い方で演習を積むにつれてその問題の最初の一手がすぐに頭に浮かぶようになります。最高難易度である東大数学も解くために必要な解法はなんら難しいものではありません。

<ここが重要>青チャートで成績を伸ばす使い方の3つのポイント

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青チャート例題を見て5分以内に解法がわからなかったら解説を見る

青チャートで成績を伸ばすために必要なことですが、まずは5分間その問題に取り組んでみてください。とにかく解こうとしてみることが重要です。5分間が過ぎて解法さへ浮かんでこなかったら解説をみましょう。

青チャートは例題だけをやること

青チャートにおいては例題と練習問題は同じ解法を使うものの数字が違うだけといった違い程度と捉えて大丈夫です。というよりも、例題を完璧にすることが青チャートを完璧にできた証拠と考える受験生の方が数学の成績は良い傾向にあります。

その理由としては、青チャートは大量の問題があり、限られた時間しかない受験生にとって全ての問題を完全に理解することは苦難の技だからです。それよりも例題のみは、テスト形式で出題されたとしても完璧に解ける状態にしておくことが大切です。

青チャートの例題の解説のわからなかった部分にマークをしておく

青チャートの解説を読んでいて、「ん?何でこうなるんだ?」と思ったらペンやマーカーでマークしてどうしてわかったのかメモしておきましょう。誰かに質問して解決した後にどうやって理解できたのかが記憶に定着しやすくなります。

青チャートの使い方のコツ

青チャートの使い方は色々とありますが、その中でも青チャートを最短で身に付けるために絶対に意識して欲しい二点とその理由をここでは解説していきます。

数学は時間を測りながらやろう!

普段皆さんは一問にどれくらいの時間をかけていますか?試験には必ず制限時間があります。

スピード勝負の共通テスト、正確さの二次試験常に時間に気を付けなければならないのが数学です。

ですから、青チャートは一題につき大体15分を目安に解き終える使い方を意識しましょう。私自身時間を気にすることで共通テストの数学は常に8~9割をキープしていました!

青チャートは計画を立ててより着実に

莫大な問題数をもつ青チャートを終わらせるためには計画立てが欠かせません。計画立ては三日坊主で終わってしまうことが多いですよね。それは理想を計画に反映させているからです。計画立てにおいて大切なのは 自分で考えた計画 + 客観的な意見  です。自分の気持ちではなく客観的にみて効率的な使い方を実践しましょう。

青チャートでは復習もとても大切になりますが、復習の量もかなり多いため、優先順位をつけて復習することも非常に大切です。

スタディチェーンでは難関大合格者のチューターが生徒さん一人一人に適した計画立てやそれぞれの参考書の使い方や勉強法の指導をマンツーマンで実施して、一緒に合格を目指しています!

大学受験コーチング「スタディチェーン

高2生など青チャートを進めるのが苦手な人へ

青チャートよりも基本はやっぱり教科書の使い方

参考書を買ったのはいいものの難しくてできないという人は一度教科書を読み直してみてはどうでしょうか。数学は根本を理解することが大事です。ですので、私は定理や原理の証明、公式の使い方を理解しなおすことをおすすめします!

出来る人に聞くのが最短かも?

授業後に数学の得意な友達に質問して解決したことありますか?数学の得意な人は数学の原理原則を理解し、解法の道すじを素早く立てられる人が多いです。どの問題にも最適なアプローチの仕方を知っている人に聞くのが最短の道なのかもしれません。

YouTubeも有効活用

SNSが日常生活の一部となってしまった現代でもYouTubeは欠かせないツールだと思います。YouTubeには勉強系の動画が数多くアップロードされています。

学校の授業のようにリアルタイムで長い時間ではないので、短い時間だけで自分のわからないところだけを視聴することができるのでそういった意味ではYouTubeも数学を得意にするための一つの手段だと思います。

青チャートのレベル感を他の大学受験の数学の参考書と比較

青チャートの他にチャートシリーズには、青チャートの他に3種類のチャート問題集があります。

レベル順に白チャート、黄チャート、青チャート、赤チャートとなっており、青チャートはセンター試験から私立入試や国立二次試験まで幅広く対応する問題集でGMARCH以上の難関私立国立を志望する受験生に適しています。

青チャートとフォーカスゴールドはどちらがおすすめ?

青チャートとフォーカスゴールドはフォーカスゴールドの方がおすすめではあります。ただ使い方次第でどちらも難関大志望の方におすすめの参考書です。

具体的には、青チャートはとにかく問題数が多いです。そのため、例題以外も含めて全ての問題集を解くと、とんでもない問題数を解く必要があります。そのため、後ほどでも詳しく解説しますが、青チャートをやるのであれば、例題だけを解くようにしましょう。

そして、フォーカスゴールドはその点問題数は少なく、青チャートよりもシンプルにまとまっていることで受験生にはおすすめの参考書となっています。フォーカスゴールドの進め方としては、フォーカスゴールドの星1,2個問題は1テーマ20分で例題のみ、星3,4個問題は1テーマ30分にて例題と練習問題も取り組むようにしましょう。

青チャートを始めるタイミング

青チャートを使い始めるタイミングとしては、学校で使っている教科書が問題なく理解できるレベルになったときが良いでしょう。具体的には一度センター試験を解いてみて50%以上得点できたら始めましょう。また、基礎問題精講や黄チャートと青チャートを比較してみて青チャートに自分は向いているかどうかを確かめることも重要です。

青チャートの文系におすすめの志望校別の使い方

青チャートの内容は下のようになっています。

【例題】

・基本例題:基礎力をつけるための問題…主に教科書レベルの問題

・重要例題:基本例題を発展させた問題…入試対策/応用力定着に適した問題

・演習例題:他の単元や科目の内容が絡んだ,応用度がかなり高い問題

【練習問題】偏差値60以上

・例題の完全な反復問題

・類題となるEXERCISESの問題番号を掲載

【EXERCISES】偏差値70以上

例題と解き方が少し異なるものや+αの要素が入った問題

【総合演習】偏差値75以上

基本~標準レベルの入試問題を巻末に掲載

共通テスト試験のみやGMARCH志望の青チャートの使い方

共通テストのみでしか数学を使わない場合やGMARCH志望の場合は、青チャートの基本例題と重要例題のページとその後の練習問題をやりましょう。共通テストやGMARCHの場合問題の難易度自体はそこまで高くありませんが大量の問題が出てきます。したがって、青チャートの基本例題と重要例題のページに絞って対策を行いましょう。

早慶・難関国公立志望におすすめの青チャートの使い方

早慶・難関国立志望の場合は、青チャートの全ての問題を解けるようにしましょう。青チャートの基本例題・重要例題をのページを解けるようにした上で、演習例題ページ、EXERCISES、全てができるようになった時は確認として巻末の総合演習問題にも取り組みましょう。

東大京大志望におすすめの青チャートの使い方

東大京大志望は青チャートは例題のみを何度も回し、その後は次の1対1対応の数学やプラチカなどに早めに移るような使い方をおすすめします。その理由として、東大京大以下の大学であれば青チャートから過去問という流れも可能な大学もありますが、東大京大レベルは青チャートの次の参考書の習熟度が合格の鍵ともなり得るからです。

東大京大医学部など難関大志望へ青チャートのおすすめの使い方6選(応用編)

解けなかった問題にその日の日付を書いて付箋をつける

青チャートを何周もしていく中で何回も間違えている問題が苦手分野です。その苦手分野を一瞬でわかるようにしましょう。更に付箋をつけておくと間違えた問題演習の時に楽でしょう。

<全問演習→間違えた問題をできるようになるまで演習>というサイクルを最低2周は行う

青チャートをやる中で間違えた問題は一度解法を見て納得した後何も見ないで解いてみましょう。解けるようになったら次の問題に進みます。一周目が終わったら間違えた問題だけで二周目を行いましょう。

青チャートは二周目で解けなかった問題だけで三週目を行います。また、数学の解法は一度覚えてもすぐに忘れてしまうものです。一回目でできても2回目にその問題をやってみた時は忘れてしまっているかもしれません。最低2回は全問演習を行いましょう。

記述式の試験がある人は自分の記述を青チャートの回答と比較する

早慶や国公立等の学校では数学の試験でその思考回路を記した記述欄も採点の対象となります。青チャートは解説が丁寧なため、おすすめの使い方として、解説はいわば「模範回答」なので必要な項目が漏れていないか?や論述の流れがあっているか?といった点まで確認しましょう。

青チャートの解説はわかりにくい?おすすめの使い方

青チャートの解説は、エクササイズの部分の除くと比較的数学の参考書の中ではわかりやすい参考書です。青チャートの解説の使い方として言えることは、基本的には例題の解説しか使わないために(青チャートは例題だけで大丈夫なため)、わからない問題は全部を覚えようとするのではなく、自分で解答を要約するような形で理解ができればと思います。

青チャートのエクササイズはやるべき?

青チャートのエクササイズは基本的にはやらなくて大丈夫です。なぜなら、青チャートのエクササイズに取り組む時間があるので、あれば難関大志望の受験生は1対1対応の数学シリーズや入試の核心シリーズ、東大京大一橋志望であればプラチカを進めることをおすすめします。参考書の使い方や選び方を間違えると数学は命取りになります。

そのため、何度も何度もになりますが、青チャートは例題のみを完璧にできる状態にすることが何よりも大切であり、それが全てです。青チャートの例題が完璧にできたら、次のステップアップした参考書を使用するようにしましょう。

青チャートで東大合格レベルまで成長できる?

結論から述べると、通っている高校によります。高校の授業で青チャート以上の高いレベルを演習などで扱ったり、授業のレベルが非常に高い学校であれば、青チャートだけで東大合格レベルまで到達するのは無理があります。

もちろん不可能ではありませんが、独学で青チャートのみで東大合格レベルまで成長させるのはとても厳しいです。

【結論】青チャートは例題だけ解いて、例題を完璧するのが鉄則

結論としては、青チャートは例題だけ解いておいて、他の練習問題は時間があまりに余ったりした場合や志望校に応じて、例えば確率だけは毎年出題されるような大学であれば、確率は練習問題や演習問題など例題以外も解くという取り組み方が成績を上げるうえでは鍵になってくるものだと思います。

青チャートの例題のレベルをコンパスごとに解説

大学受験数学の王道である青チャートは例題がコンパスというレベルごとに大きく分けられています。例えば、以下のように青チャートのレベルは分けられています。

例題コンパス3まで:偏差値50レベル

例題コンパス5まで:偏差値60レベル

先程解説したように、例題や練習問題や総合演習問題を自分に合ったレベルに応じて解いていくだけでなく、このように受験数学の基礎を作っていく上で必要な例題をより効果的にこなしていけるようコンパスでしっかりとレベルを確認しながら進めることをおすすめします。

青チャートを終えた人におすすめの参考書

独学の環境を整えて、集中できる場所を作ること

ここでは青チャートを終えた人に向けての参考書を紹介します。数学は先述したようにレベルを間違えると痛い目を見ます。それを加味したうえで参考書選びに役立ててほしいです。青チャートをレベル1としてレベル1~5までで評価します。東大志望、旧帝大志望、MARCH以下志望とレベル別におすすめの参考書を紹介します。

スタディチェーンでは一人一人にあった参考書選び参考書の使い方などの相談も承っております!

東大京大および医学部志望におすすめ【理系】理系の良問プラチカ 河合出版

理系の定番の参考書で、難易度はレベル3です。全体としての問題数はさほど多くないですが問題が厳選されかなり難しいです。

私も愛用していましたが、国公立私立医学部志望の受験生が使っていた印象があります。解説がかなり詳しく書かれており、思いつかないような解法も記載されてます。

プラチカは二周以上演習しないと成果が出にくくなっています。さらに数Ⅲも本書には組み込まれているので理系の方にはお勧めしたいです。

東大京大〜医学部、旧帝大志望の方【理系】やさしい理系数学 河合出版

こちらも河合出版で定番中の定番の参考書で、実際解いてみると「やさしくない」という決まり文句が出るほど難しく難易度のレベルは3です。

プラチカとの違いはあまりなく正直プラチカとどっちのほうがいいかと言われると甲乙つけがたいです。しかしプラチカのほうが比較的に新しい問題を扱っているような気もします。

旧帝大志望におすすめ【理系】大学への数学 一対一対応の数学 東京出版

皆さん大好き一対一対応の数学シリーズです。私の体感ですが青チャートを使い終えた人の8割は一対一対応の数学シリーズを使っていると思います。

難易度には散らばりがありますがレベル2です。一対一対応の数学シリーズの特徴としてはやはり分野別に学べることが挙げられるでしょう。

青チャートを使って自分の苦手を克服したい、自分の強みを伸ばしたいと思っている人が分野別でこの参考書を使い勉強してます。特に数列確率分野は青チャートを終えた人にお勧めしたいです。

東大京大一橋志望におすすめ【文系】文系の良問プラチカ 河合出版

先ほど紹介したプラチカの文系版です。と言っても内容は全く違い東大、京大、一橋、早慶といった文系の難関大の問題を多く取り扱っています。

それに加えて問題量も理系プラチカよりも多くかなりハードな問題集なのでレベルは4です。こちらに関しては早慶以上を受験される方にしかお勧めはできないです。優先順位は低いですが浪人生や数学で受験に挑む人にはかなりおすすめできます。特に復習や進め方などプラチカは使い方に非常に重要なため注意してください。

【共通テスト】大学への数学 合否を分けたこの一題 東京出版

こちら数学好きなら一度は見かけたことがあるのではないでしょうか。毎月出版されている数学の好きな大人用の参考書です。

その年の合否を分けることになった問題を取り扱いどこまでかければ合格をつかみ取れるのかが書いてある、臨場感のある参考書です。レベルは3といったところでしょうか。数学を一通りやり終えて他教科の勉強の間に挟もうと思っている人におすすめです。

【数Ⅲ】チョイス新標準問題演習 河合出版

本書は二次試験に数学を使うけど、プラチカだと難しすぎる人におすすめです。基礎と応用をつなげてくれるような参考書で、理系の人には是非手に取ってもらいたい参考書です。

青チャートが完璧になったら過去問に移ろう!

青チャートのどのページを開いても解法がパッと出てくるようになったらあなたは「青チャートマスター」です。青チャートの次のレベルとして赤チャートがありますが、そちらに進むのはオススメしません。なぜなら、非常にハイレベルな問題ばかりがあり完璧になるのに膨大な時間を要するためです。

青チャートが終わったら、志望校や受験校の過去問に取り組むことでその学校の傾向を知ることや自分の実力と必要な力の差を感じることができモチベーションに繋がるというメリットがあります。過去問をやっていく中で苦手分野が出てきたら青チャートのその分野だけもう一度やってみましょう。

青チャートの使い方(まとめ)

共通テストから二次試験まであらゆる受験性が手にしてきた参考書、青チャートの使い方と勉強法について解説しました。「違う参考書の使い方についても聞きたい!」、「もっと得意にしたい!」と小さな悩みや受験についての相談がある人は是非一度スタディチェーンの体験授業を受講してみてはいかがでしょうか!?

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