大学・短大受験は意外と出費が多いものです。私立大学を受験する場合、出願までにかかる費用だけでも高額です。さらに、滑り止めとしてほとんどの人が私立大学は併願受験をするためさらにお金がかかります。今回は大学受験にかかる費用を解説します!
目次
意外とかかる!?大学受験にかかる平均費用
日本政策金融公庫が2018年2月に発表した調査結果によると、子ども1人当たりの大学受験にかかった費用は、国公立大学の場合が28万円弱、私立大学だと34万円弱となっています。
入学しなかった学校、つまり併願大学に支払った納付金も合わせると、国公立大学で39万円強、私立大学だと44万円弱かかっています。
願書請求、郵送、各種証明書発行にもお金がかかる
願書自体の料金は無料の場合もあれば有料の場合もあり、有料の場合300~1,500円と大学によって値段のばらつきがあります。Webサイトから請求すると取り寄せのための送料もかかります。
無料で入手したい場合は、大学や入試説明会などに行ってみましょう。ちなみに国公立大学の願書は基本的に無料です。
最近よく聞くインターネット出願(Web出願)は、紙の願書が不要なので請求費用はかかりません。
ただし、この場合も書類の提出が必要になるので、紙の願書と同じく郵送料がかかります。また高校によって異なりますが、提出が必要な書類の発行にお金がかかる場合もあります。
大学受験 受験料の目安
受験料 ※あくまでも目安の費用です
大学入学共通テスト | 2教科以下12,000円3教科以上 18,000円※成績通知を申込む場合は+800円 |
---|---|
私立大学一般選抜(平均・1校あたり) | 約35,000円※医歯薬系はさらに費用が上がる場合もある |
国公立大学2次試験(平均・1校あたり) | 約17,000円 |
私立大学一般選抜で、受験料は平均約35,000円
私立大学一般選抜で、受験料は平均約35,000円かかります。2校受けただけで7万円、3校受けたら10万円を超えます。
第一志望が私立大学で、ほかの併願校も私立大学の場合多くの人が3∼5校を受けることが多いかと思います。そうなってくると非常に高額になってきます。
また、同じ大学の別学部を受けることも考えられますのが、1つの大学の複数学部を受験しようと思ったら受験する学部の分、さらに受験料が必要になってきます。 ですが、複数学部を受ける場合は「併願割引制度」があります。
一般入学試験で、同じ大学で同一試験日内の学部・学科を併願することで受験料が割引になるなど。
また、大学入試センター試験利用入学試験において同じ大学の複数学科・方式を受験する場合、併願受験料が割引にある場合もあります。
国公立受験の場合の受験費用
国公立受験の場合、大学入学共通テストの受験料が2教科以下で12,000円、3教科以上で18,000円、その後個別の2次試験に平均約17,000円かかります。
2次試験だけで見ると私立大学よりは安価ですが、国公立・私立併願の人は、これも踏まえて計画的に出願しなければいけません。
受験費以外にも交通費・宿泊費が必要なので注意
遠方の大学を受験する場合は、さらに交通費や宿泊費も必要になってきます。
受験地までの距離によっては交通費がかなり高額になるうえ、国公立だと試験が2日にわたることが多いため、前泊を含めて2泊する必要があることも。
地方の受験生が、都市部の大学の受験をしようと思う場合、私立大学受験では1∼2週間の長期滞在で受験を受ける場合もとてもおおいため費用がかなり高額になります。
保護者が受験についていく場合は、当然その分の費用がプラスされます。試験日程や受験校の数によっては、相当な金額になることを覚悟する必要があります。
ホテルでも割安の受験生プランなどを用意していることもあるため、受験校を選ぶ際は試験日程や会場をしっかり調べて、なるべく費用を抑える工夫をすることが重要です。
受験のための費用の節約法
交通費、宿泊費、滞在費などの受験のための費用の節約法について見てみましょう。遠方の大学を受験する場合の宿泊費・交通費の節約については、「地方入試」を利用する方法があります。
「地方入試」は、大学の所在地以外の試験場で行う試験で、宿泊費や交通費の節約の他、身体的負担も軽減できます。
遠方の大学を受験する場合は、募集要項で、地方会場の有無、地方会場の場所なども確認するようにしましょう。
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